映画「世界の中心で愛をさけぶ」は同名の小説の映画化です。 小説では白血病で亡くなった亜紀の死を朔太郎(サク)が悲しむのに終始していてあまり面白くありませんでしたが、映画では亜紀とサクの付き合い始めから描かれていて、上手くストーリーに引込んでくれていますd(*⌒▽⌒*)b。
10日の日曜日、小雨のパラつく朝8時半「世界の中心で愛をさけぶ」(セカチュー)のロケ地になった高松市庵治町に着きました。 先ず向ったのは庵治町役場です。

この役場前の道は、映画の中で台風29号の近づく暴風雨の中、タクシーで空港へ向うシーンが撮られていますヽ(´▽`)/。
庵治町は香川県木田郡庵治町だったのですが、今年の1月に高松市に編入合併しました。 合併するまでは庵治町観光の目玉であるセカチューのロケ地マップを製作し、主要ロケ地で入手が出来ていたのですが、今日は日曜日で役所は閉まっていますし、マップの作成もされているのか定かでありません(ーoー;)。
でも、観光客の多くは休みの日にロケ地を訪れるでしょうから、休日でも役所のどこかでマップが入手できるようにし頂けると助かるのですが・・・多くの撮影場所が歩いて廻れる範囲なのでまあ何とかなるでしょう(`m´〃)。
続いて、庵治文化館内に復元された雨平写真館へ向いますヽ( ̄▽ ̄)ノ。
ここは駐車場が無いのですが、通りの反対側に農協の駐車場がありました。 日曜日、農協はお休みですので停めさせて頂きましたm(_ _)m。

映画の為に造られたセットですが、一時撤去されていたものの要望によって復元されたもので、内部で婚礼衣装の記念写真が撮影できるようですw(゜o ゜ )w。

9時少し前でしたが職員の方が快く招き入れて下さいました。
中にはサクの愛車や、撮影に使われた小道具、撮影風景の写真などが飾られていました。 職員の方から「これ、どうぞ」とセカチューのロケ地マップを頂きました。 これでロケ地巡りが楽になります♪( v ̄▽ ̄)。
映画の中ではシゲ爺がラーメンを食べていたあたりの場所から階段があって、2階にも上がれます。 写真館は撮影時のまま復元したのでは無いようです。
次に来たのは庵治漁港、夢島で倒れた亜紀を父親が車で迎えに来て、サクが後を追って裸足で駆けていくシーンが撮られたところですε=ε=ヘ( `Д)ノ。
ここから少し先に、皇子神社と専修院があります。

皇子神社は回想部冒頭で校長先生の葬儀に遅れたサクが階段を駆け下りてくるシーン、

階段を登るとサクと亜紀がブランコに乗るシーンが撮られた公園です。

ここの金網には、恋人達が離れないようにと鍵をつなぐ人が多いようです。
専修院では、校長先生の葬儀、出棺のシーンが撮られています。
映画の出棺のシーンでは、サク達が「すごいよな廣瀬って、・・・」って話す亜紀がアップになる場面と、上から出棺を写しているシーンとで隣の傘をさしている女子生徒との位置が左右逆になっています( ̄∇ ̄*)ゞ。
この神社から程近くにサクが走ってきて転んだあと叫んだり、サクと亜紀が話をしたり、大人のサクがテープを聴くシーンに使われた防波堤があります。

結構幅の狭い部分もあって、体のデカい私なんぞが走ったら足を踏み外しそうです。
写真館から防波堤までは、寄り道せずに歩いても10〜15分程度の距離です。
ここから桜八幡神社に向います。 途中、コンビニでサクのやきそばパンと、亜紀のコロッケパンを購入しました。 サクのやきそばパンは映画に出てきますが、亜紀のコロッケパンはドラマの方なのでしょうか?( ̄-  ̄ ;)
桜八幡神社では亜紀がサクを待ち伏せして、GSから出てきたサクがルアー持ったおっさんに「バカが釣れた・・・」と言われ、亜紀が笑うシーンが撮られました。

石段、結構長くて試しに登ってみましたが、中々立派な神社がありました。
庵治町でのロケ地巡りはここまでで、次は高松空港ですε=┏( ・_・)┛。
空港では、サクの婚約者の律子が車にぶつかりそうになったりΣ( ̄□ ̄;)、

オーストラリアへ向おうとした亜紀が倒れたりΣ┌(_□_┌ )┐、

サクが律子を追いかけてきたシーンが撮られました。

撮影は、現在は週3日アシアナ航空のソウル行きの便がある時しか使われない国際線のロビーが使用されていました。
この日空港では「空の日」のイベントをやっていて、後ほどN○Kのニュースで知ったのですが管制室などが公開されたりしたようです。 知っていたら、予定変更したのに・・・(ρ_; )
間1日を置いて12日、松山市で愛媛県庁に寄りました。
ここは亜紀が入院していた病院の設定になっていて、事前に申し込めば内部も撮影させてもらえるようです。 この門前の広いスペースは病院の敷地の設定で亜紀が手品の種をばら撒くシーンに使われていますヾ(*≧▽)ノ彡。

路面電車
このあと伊予市の伊予高校に行きました。平日ですが、グランドの外側の道から校舎とグランドに向います。 ここでは、亜紀が陸上のスタートを練習し、サクが校舎の上でやきそばパンを食べていたシーンが撮られました。
夕方になりましたが愛媛県大洲市に入り、瑞龍寺にやってきましたヽ(゜∀゜ )ノ。

ここでは、亜紀の墓を訪れたサクがクラスメートで親友だったジョニーに呼び止められるシーンと、サクと亜紀が写真館のシゲ爺に頼まれて校長先生の御骨を取りに来るシーンが撮られています(((( ;゜Д゜)。

映画の時には法衣をまとったジョニーが階段を上って来るのですが、そのあたりには階段はありませんでしたし、御墓の通路ももっと平らだった気がします。 撮影の為に少し手を加えたのかもしれません(^。^;)。
この映画、一般的には主演は現代のサクを演じた大沢たかおだと認識されているようですが、私には森山未来のサクと長澤まさみの亜紀のほうがメインだと思います。 ロケ地が映画のまま殆ど変わってないのが嬉しかったですσ( ̄∇ ̄o)。

0