先週末、月刊『アイ・エム・プレス』2011年2月号が納品された。
今回の特集は、「2011年“チャット時代”到来!?」。
昨年来、顧客や見込客とのマーケティング・コミュニケーションに
チャットを導入する企業が増加していることを受けて、
弊誌としては初めてのチャット特集を組んだ。
特集の構成は、総論+ケーススタディ+インタビュー+寄稿。
まず、ケーススタディでは、下記の4社における
チャットへの取り組みを取材・リポート。
@(株)イプサ
2010年8月、「イプサ公式通販サイト」のリニューアル・オープンに伴い、
国内化粧品業界で初の「チャットカウンセリング」を開始。
接客経験が豊富な「イプサオンラインクルー」が対応することで、
店頭と遜色ないレベルでの接客を実現している。
ASBI損害保険(株)
パソコンとモバイルのインターネットにより
自動車保険の申し込みを受け付けるダイレクト損害保険会社。
顧客や見込客からの問い合わせに対応する「SBI損保サポートデスク」に、
チャットを導入することで新たな顧客層の取り込みを狙っている。
B日本アイ・ビー・エム(株)
Webサイト上で必要な情報を探して迷っていると思われる顧客や見込客を対象に、
スペシャリストがチャットを活用してアドバイスを行う
「IBMライブ・チャット」を導入。
チャネルミックスにより、コミュニケーションの最適化を図っている。
Cマイクロソフト(株)
購入前の製品にかかわる問い合わせ窓口のひとつとして
チャットによる「マイクロソフト オンライン コンシェルジェ」を運用。
電話やeメールとは異なるチャットのメリットを活用して、
迅速で的確な対応を求めるユーザーのニーズに対応している。
インタビューでは、米国におけるチャット事情にも詳しい、
日本アバイア(株)ソリューション マーケティング部長の平野さんに、
チャットの特性や日米における現状、運用上の留意点、
今後の展望などについてお伺い。
寄稿では、ゴールドアーモアテクノロジー日本事務所代表の丁さんに、
“チャット大国”と言われる中国企業のチャット事情について、
チャット普及の背景と現状、今後の展望についてご紹介いただいた。
特集以外では、ネット通販、CRM、レスポンス広告、コールセンター、
デジタルサイネージなどにかかわるおなじみの連載を掲載。
(株)京乃豆蔵 代表取締役の井上さんのネット通販に関する連載、
(株)NTTデータ3C シニアリーダーの直海さんによるVOC活動に関する連載は
本号で最終回を迎えるだけに、これまでの連載を振り返った力作。
そして3月号からは、これらに替わって3本の新連載がスタートする。
新連載の概要は、このブログを通して順次、皆さまにご紹介する予定だ。
月刊『アイ・エム・プレス』2月号のお申し込みは
こちらから。