
アームズマガジン7月号「カスタムのすすめ」の作例
“U.S. ARMY RANGER/NORMANDIE 1944”です。

ベースはDiDの“David Merrill/5th RANGER BATTALION NORMANDY 1944”。
ブーツを同じくDiDの“George Puller/USMC 1st Marine Regiment”
(製品名は海兵隊なんですが、ユニフォーム類は陸軍型が付属してます)
のアンクルブーツとレギンスに交換。ボディをBBIのG3.5に交換しています。

G3.5ボディはいつも通り、胸前面を削ってユニフォームの厚みを逃がし、
腰〜腿は5mm厚のスポンジテープでボリュームアップ。
首は、そのままではタンカースジャケットの襟で埋まり気味に感じたので、
G3.5の首パーツより若干長めなHOT TOYSのパーツ
(素体単品の製品にオプションで付属している、上端にも可動があるもの)
に交換、そのままではBBIのヘッドが取り付けられないので、
ヘッドの取り付け軸を削って細くし、ボディの首周囲も削って可動範囲を確保してあります。

ヘッドはBBIのものをリペイント・・・まだまだですね(^^;
ヘルメットは紙ヤスリで縁部分を削って、地肌の金属を露出させています。

装備類は基本的にすべてDiD/David Merrillのものをそのまま使用。
ベスト(アサルトジャーキン)のポケットにはペレットを、
バンダリアには折り畳んだ鉛板を入れて重量感を出してあります。
ガスマスクのケースがカッチリしすぎているのがちょっと気になるかな?
(質感は良いんですが・・・実物は結構ペラペラなんですよね)
スコップは金属部を模型用塗料、木部をアクリル絵の具で再塗装しました。

ガスマスクケースとバンダリアを外したところ(左)と、
ライフプリザーバーとベストを脱がせた状態(右)。
ピストルベルトにはキャンティーンやファーストエイドポーチ、
ハンドガンのマガジンポーチ、ホルスター等を装着してますが・・・
ベストを着たら腰回りの装備すべて使用不能、なのでは(^^;

レギンスは若干細めになるように金具の位置を変更。
本当は縫い目の位置も変えないといけないんですが・・・m(_ _)m
ブーツは海兵用のバックスキン風の色だったので、アクリル絵の具でリペイント。
ウェザリングは例によって模型用塗料+コピック+パステルですが、
上陸作戦直後の想定なので、あまり泥だらけに見えないように留意しました。

M1ガーランドのストックもアクリル絵の具で再塗装。
グローブはG3.5のライフルストック用手首の指と指の間に切り込みを入れて装着。
・・・スリングは作り直した方が良かった、かな(^^;

というわけで、久々の二次戦米軍ネタでした。
ここのところ連続でa.c.e/MAN Mk.1ボディを扱ってましたが、
二次戦〜ベトナム戦アタリなら、G3.5でもそれほど不満は感じないですね。
(二次戦にしてはデカすぎる、とかそう言ったことは別にしてですが)
胸の削り込みと肩関節の可動範囲拡大は必須ですが、
現用の両脇を閉じた射撃姿勢を取らせるのに比べれば、可動範囲の拡大もそこそこで済みますし、
現用のボディアーマー/ベストに比べれば二次戦の装備はボリュームが無いので、
胸の削り込みもあまり神経質にならなくて良いですし・・・
下半身の可動範囲だけなら、MAN Mk.1よりも広いので
(その分、脚のフォルムはMAN Mk.1の方が良いわけですが)
ニーリングをメインで考えるなら、却ってG3.5の方が楽かも知れないです。