
S.H. Figuartsシリーズの“キックホッパー”と“パンチホッパー”。
(ちなみに、2体セットではなくキック/パンチそれぞれ別製品です)
一昨年放送された『仮面ライダーカブト』の番組後半の人気(?)キャラ。
モチーフがバッタで、必殺技が“ライダージャンプ”からの
“ライダーキック”と“ライダーパンチ”、という、明らかに「狙った」設定ですが、
どちらかというと、資格者の矢車&影山コンビ=地獄兄弟のキャラが受けた
・・・のかなやっぱり(^^;

キックホッパー。
右脚に打撃力(?)をアップさせる“アンカージャッキ” を装備、必殺技は“ライダーキック”。
身長は装着変身の『カブト』シリーズとあまり変わらないですが、
プロポーションは装着よりもかなりスマートになってます。

股関節は一段引き出せるようになっていて、
素立ちポーズの時は押し込んだ状態にすれば隙間が目立たなくなりますし、
引き出せば可動範囲が広がるので、大きく脚を開いたポーズが取れるようになります。
関節は『THE NEXT』シリーズよりも若干堅めになってますが、
関節パーツの弾力のせいで、少々動かしにくい感じです。
関節を曲げようとすると、まず関節パーツが変形して、
その後関節が可動するような、ちょっと独特な感触があります。
(・・・個体差、なのかな?)

パンチホッパー。
左腕にアンカージャッキを装備、必殺技はライダーパンチ。
カラーリング/成形色以外のキックホッパーとの相違点は、
左前腕のアンカージャッキと、左右反転したホッパーゼクター(ベルトのバックル)程度。
目は劇中だとほとんど白に見えたんですが・・・スーツは黄色、なのかな?

キック/パンチ共に、アンカージャッキは伸縮可動が可能。
必殺技発動時のアクションが再現できます。
出来れば、ライダージャンプ発動時の
レバー(バッタの脚)を倒した状態のゼクターも付けてほしかった、かな。

オプションは手首各種(拳、開き、平手各左右)の他、
劇中に登場した小道具のカップラーメンが付属。
キック〜には「兄貴塩」、パンチ〜には「弟味噌」のラベルが再現されています。
ライダー状態では使い道のないアイテムですが、この遊び心は素直に嬉しいです。
さらに、初回生産分には特典として劇中の名(迷?)台詞をプリントしたスタンドが付属。
台詞はキック〜/パンチ〜各4種有りますが、
黒いビニール袋に入れた状態でパッケージ内に封入されてるので、選ぶことは出来ません。
個人的には、スタンドはほとんど使わない派、なんですが、
やっぱり無いより有った方が嬉しい、ですね(^^;
『THE NEXT』が一段落して『カブト』に突入したS.H. Figuarts。
第一弾がキック&パンチホッパー、というのは
おそらく「装着で製品化されていないアイテムを優先した」ということかと思いますが、
既に発売がアナウンスされている“カブト”“ガタック”と
劇場版ライダーの“コーカサス”以降はどうなるのでしょう?
リペイントで済む“ダークカブト”は可能性高そうな気がしますが(装着も出てませんし)、
“ザビー”“ドレイク”“サソード”“ハイパーカブト”は・・・
やっぱり売れ行き次第、なのかな?
個人的には「装着」は装着として(既に発売から1年半〜2年以上経ってるわけですし)、
Figuartsでもメインどころは揃えて欲しい、と思うんですが・・・
バンダイ・コレクターズ事業部/魂WEB
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