陸上自衛隊総合火力演習の予告編をUPしてからかなりの日数放置してしまいました。
今回の火力演習ではミサイルや主砲の発射の瞬間の写真に挑んでみました。
撮影機材は「ミサイルや主砲の発射の瞬間」をねらうということで秒間5コマ撮影できるフィルム式一眼レフを使用しました。
カラーネガフィルムを使用したため、デジカメのようなすっきりした画質ではなく
しっとりとした落ち着いた画質になっています。
それがまた戦場の雰囲気を醸し出しているような気がしますが、どうでしょうか。

対戦車へリ 「コブラ」 20ミリ機関砲の射撃。
発射炎がカッコよく出てくれました。
この20ミリ機関砲を撃つとコブラ自身がゆっくりと後退してしまいます。
かなりの反動があるようです。

射撃終了ー撤退。

被弾を避けるためボディー幅が99センチという非常にスリムなのが特徴のコブラ。
無駄のない機体デザインカッコいいですねえ。やっぱ対戦車ヘリはこうでなくちゃ。

迫撃砲の射撃。
砲弾と言えば、先が丸まった流線型のものが主流ですが、迫撃砲の砲弾は変わった
形をしています。
隊員さんが耳を塞いでいるのが印象的です。

誘導弾の射撃。
。。。何の誘導弾だか失念しました。。。

白いマトに見事命中しました。

01式軽対戦車弾(軽MAT)の射撃。
ミサイルの類は初速が比較的遅いためか、止めて写すことができました。
発射の瞬間を肉眼で見ていると、煙が出て2〜3秒後には的に命中しているようにしか
見えないのですが、肩載せ式ミサイルの場合は、このように一旦ポップアップしてから
噴進するようです。

初速が遅いといっても、上の写真から0.2秒後にはここまで飛んでいるので
発射速度はそれなりにありそうです。

演習プログラム最後は恒例の90式戦車から発射された煙幕弾
(通称 花火)で締めとなります。

この
花火 煙幕弾が発射されると観客の間から拍手が起こり演習はお開きとなります。

89式装甲戦闘車
演習で活躍した戦車たちが次々と帰って行きます。

90式戦車
本当はこの90式戦車の主砲発射の瞬間を撮りたかったのですが
残念ながらうまく写せませんでした。また来年挑戦したいと思います。

演習場内を走行する90式戦車
フィルム&安物高倍率ズームレンズで戦車を撮ると戦場らしい雰囲気が良く出ているように思います。
コシナ製レンズ、増々気に入りました!
今度は低グレードフィルムで撮ってみようかな?

演習場先の観覧車
東富士演習場の約8キロ先にはフジヤマリゾートの観覧車が。。。
何かの間違いでミサイルが飛んで行ってしまうようなことはないのでしょうか?
ちょっと心配です。。。
元気バッチリ
今回の総合火力演習の戦利品として自衛隊仕様の栄養ドリンクを買ってきました。
元気バッチリ
ドリンク「クロンミンバーモント」という製品のようですが、正直言ってあまりおいしくはありません。
でも、体がだるい朝に飲むと午前中くらいは普通に仕事が頑張れるような気がします。
品質としてはけっこう良いのかも?
今回は90式戦車の主砲発射の瞬間は撮れませんでしたが、また来年挑戦してみようと
思います。
また、
元気バッチリドリンクのように
自衛隊オリジナルグッズを見るのも楽しいものです。

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