今回はJR東京駅に現存する赤煉瓦地下通路ををご紹介します。
大正3年から昭和53年まで床にレールが敷かれ、20馬力の電気機関車で東京駅から
東京中央郵便局間を郵便物を載せた台車を引いていたとの事。
その後廃線になり、現在は業者による飲食物の運搬のほか、駅職員や身障者用の
通路となっているようです。
床部分は線路も撤去され舗装されていますが、壁や天井部分は当時の煉瓦が
そのまま残っています。
なぜ、こんなところに電車のマークが??
身障者専用通路としても使われているため、各番線ホームへエレベータで
直接上がることが出来るようになっています。
上の写真右側の空間 エレベータホール
郵便物用のエレベータが設置されていたようです。
このような案内プレートが数枚設置されています。
一般公開も視野に入れているということか?
ガス灯を模した照明がレンガ通路奥まで続きます。
奥のカーブミラーから先は、一般業者のバックヤードとして
活用されているようです。
東京駅赤煉瓦地下通路は普段は関係者以外立ち入り禁止のほか、公表されてもおりません。
場所などをメールやコメントで質問頂いてもお答えできません。
また、当ブログを見てJR東日本に対しメールその他で質問することもご遠慮下さい。

108