東京メトロ新橋駅には約70年前にわずか8ヶ月だけ使用された駅ホームが残っています。
最近の特別公開は2007年12月で、地下鉄開業80周年を記念してとのことでした。
10年ごとに特別公開を行っており、招待人数も150人程度と非常に希少な公開となっています。
東京メトロ新橋駅改札前から8番出口方面に進むと、
幻の新橋駅入り口の扉があります。
駅員さんがこの扉から出てきた時覗き込んでみたところ、足下に幅50センチ程度の
ホームらしきものが見えましたが、普段は見学を申込んでも断られてしまうので
走行中の銀座線車内から探してみました。
虎ノ門駅方面から新橋駅に到着する直前、運転席後ろの窓から見ているとそれまで
1本だった路線が2本に分岐し銀座線は左に進路を変えますが、直進方向が上り坂に
なり、行き止まりになっているのが分かります。
この行き止まり部分が「幻の新橋駅」と言われている場所になります。
地図で示すと、「出口8」の数字の右下付近ということになります。
http://www.asahi.com/photonews/gallery/travel/071201metro/1016.html
いつかは新橋駅に潜入し、上記リンク先写真のような逆文字の「橋新」駅名板を
見てみたいところです。
朝日新聞社のフォトギャラリーに画像がたくさんあります。
http://www.asahi.com/photonews/gallery/travel/071201metro/
今回で「謎の、幻の地下駅廃駅シリーズ」は終了になります。
お見苦しい写真ばかりにも関わらず最後まで見て頂き、ありがとうございました。

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