3月11日午後2時46分頃、東日本地域に未曾有の大地震がありました。
まず、現在最も懸念されることは福島第一原発で、
原子炉建屋が水素爆発により損傷し、放射性物質が
大気中に放出されていること。
放出されている物質は、クリプトン キセノン等、希ガスの
ほかセシウム 放射性ヨウ素などと思われますが、
甲状腺がんの発生原因となる、放射性ヨウ素については、
コンブなどに多く含まれている安定ヨウ素を予め摂取して
おくことにより、万一被曝した際、甲状腺への蓄積を防ぐ
事がある程度可能のようです。
それでは海草類からどの程度、安定ヨウ素を摂取すれば
良いのか?
(写真は日高昆布乾燥重量100グラム)
原子力安全委員会原子力施設等防災専門部会の
書類によると、
13歳以上40歳未満でのヨウ素の予防服用量は76mg
コンブの乾燥重量100グラムあたり100から300mgの
ヨウ素を含んでいるので、上の写真くらいのコンブ
摂取すれば予防服用量を上回るヨウ素を取り込む
ことが出来ると思います。
しかし、100グラムという途方も無い量の昆布を
食べるのは非常に困難なので、煮詰めた出し汁
を飲む。というのはどうでしょうか?
また、炊飯器に100グラムの昆布を入れて昆布飯
にすれば、おいしくヨウ素を摂取できると思います。
福島第一原発での放射能漏れは3月14日現在、
限定的のようで、このまま収束方向に向かえば良い
のですが、余談は許さない状況です。
また、風向き次第では、放射性物質は茨城を含む
周辺県へ拡散する恐れがあります。
今のうちに出来るだけの事をしておきましょう。

5.5合炊きの炊飯器に、米5合と乾燥昆布100グラムを
入れ、炊きあがった直後の状態。
炊飯器の中パンパンになるかと思ったが、意外と普通に
炊けました。
蒸気の香りがたいへん良い。

ご飯をほぐしたところ。
若干、黄緑色になっているのが分かるでしょうか?
このご飯のなかに安定ヨウ素が100から300ミリグラム
含まれていることになります。
(13歳以上40歳未満でのヨウ素の予防服用量は76mg)
で、早速食してみたところ、これが実に旨い!
ご飯に磯の香りがしみ込んでいるので、昆布を
おかずに全然イケます。
普段の食事としても良いかも。
1日1食程度を被曝の恐れのなくなる時期まで食べれば
それなりに放射性ヨウ素の甲状腺蓄積を阻害することが
できるかナ?(希望的予想)
あまり報道されていませんが、茨城でも稲敷 神栖 鹿嶋市
など、県東側地域ほど被害が大きくなっています。
以下の写真で県東側地域の状況をお伝えします。
また、つくば市周辺では広範囲に渡り断水しているようです。
震災翌日から14日本日まで自分は仕事だった為、
知人より画像の提供を受けたものをUPしています。
(茨城県潮来市)
JR潮来駅付近の県道。斜めに傾いた道路標識。
(茨城県潮来市)
朝からコンビニの店頭に並ぶ人々。
(茨城県潮来市)
潮来市あやめ1丁目付近の橋。
段差が生じて通行止めになっています。
(茨城県鹿島市)
鹿島港付近工業団地内の道路では、
津波で多数の車が流されました。
左奥で煙が上がっているのは、金属工場の火災。
(茨城県鹿島市)
大洗鹿島線貨物専用線、
泉川踏切付近の線路状況。
線路が左右にうねっています。
(茨城県神栖市)
本来路面はアスファルト舗装されている場所ですが、
地震の際の液状化現象で割れた舗装の隙間から
大量の砂が噴出し、泥沼化しています。
(茨城県神栖市)
鹿島港にあったはずのコンテナが津波で流され、
地震で地割れした箇所に挟まっています。

(
茨城県神栖市)
ガードレールの上に乗り上げたコンテナ。
その左側には事務所用のプレハブか?
中に居た人たちは大丈夫だったのだろうか?
(茨城県神栖市)
ゼブラーゾーンに大きな地割れが発生しています。
(茨城県稲敷市国道51号線)
カラーコーンが無かったら乗上げてしまいます。
(茨城県稲敷市国道51号線)
地割れが拡大しないか心配です。
(茨城県取手市)
3月14日午前中の取手市内のガソリンスタンド。
交通渋滞による車列ではなく、営業しているスタンドには
数百メートルから車最大1キロ程度、ガソリンを求めて
順番待ちの車が並んでいます。
(茨城県取手市)
手前の交差点を右折したところ、スタンド順番待ちの車が
逆車線側にも並んでいました。

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