東日本大震災で大打撃を受けた、ひたちなか海浜鉄道の状況です。
終点の阿字ケ浦駅付近から探索を始めました。
3月29日
これは、数年前に訪れた時の写真です。
意匠を凝らしたコンクリート製の火の見やぐらです。
3月29日
残念なことに崩れ落ちてしまったようです。
ブルーシートに包まれているのが悲しい。
3月29日
阿字ケ浦駅前の踏切。「使用中止」との表示が。。。
3月29日
日立電鉄廃線後に見たのと同じ標識。。。復活して欲しい。
3月29日 殿山駅
LED掲示板で震災の状況を告げる自動販売機は稼働しているも、
地震発生時から停車したままの気動車。
ひたちなか海浜鉄道では、地震発生時全ての車両が
停車中または、停車直前だったとの事で幸いにも
死傷者は出ませんでした。
3月29日 平磯駅
駅周辺を撮影中、おばさんが線路を歩いてきました。
相当の道のりを歩いて来たのでしょう。電車がないと不便だ
とか、つぶやきながら線路の上を歩いて行きました。
3月29日 那珂湊ー中根駅間 波打ったレール
那珂湊駅を過ぎ、北関東道と交差する付近では、
かなりの距離に渡り線路に被害が出ております。
3月29日 那珂湊ー中根駅間
線路沿いの用水堀の点検のため線路を歩いてきた農家のおじさん。
「いやあ〜大変な役押し付けられちゃった〜」なんて、
言っていましたが、そんなこと言わずに頑張ってください。
3月29日 中根駅
乗降する学生でも写っていれば、ローカル駅での定番の
撮影シーンになりそうですが、線路が歪んでいて、
出発できません。
3月29日 中根駅から那珂湊方を見る
北関東道との交差を過ぎると線路の被害はさらに大きく
なって行きます。
3月29日 中根駅から金上駅方を見る(勝田駅方)
路盤が勝田駅方向に向かって所々右側に流された様子が伺えます。
3月29日中根ー金上駅間
最も被害が大きい場所。
路盤が完全に流され、線路が垂れ下がってしまいました。
地震発生時、ここに差し掛かった列車が居なかったのは
本当に良かったと思います。
3月29日 中根ー金上駅間
上の写真の最も低い所。
溜池が決壊して路盤が流されてしまったようです。
3月29日 錆びかかった線路
この線路に輝きは戻ってくるのだろうか。

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