平成23年10月25日 つくばエクスプレス車両基地にて
異常時訓練の見学に参加して来ました。
今回は写真点数26枚という、街歩き写真館史上最多の枚数です。
コメントを書くのが大変でした。
全部のコメントを書くのに1ヶ月かかってます。^^;
つくばエクスプレス車両基地
TX開業前の見学会に次いで久々の車両基地訪問です。
「大地震が発生し高架橋から自動車が転落。
架線を切断し、路盤及び線路損傷し脱線。」という設定。
軽自動車が線路支障しています。
切断し垂れ下がった架線。
先頭車両の前2軸が脱線し、貫通扉から線路上へ
避難する乗客。
119番通報を受け、続々と現着する消防車両。
続いて救急車が現着。
今回は負傷者が多数発生しているという想定のため、
常総広域消防本部の救急車のほか、各所から救急車が出場。
医師会病院茨城DMAT隊
救急車の車列。
最後尾は、つくばメディカルセンターのドクターカー。
ブリーフィングの後、救助作業に取りかかるレスキュー隊員。
茨城DMAT隊の医師、看護士も駆けつけました。
看護士さんが手首からぶら下げているのはトリアージ・タッグ。
救急隊の手で、トリアージ赤判定の負傷者が搬送されて行きます。
点滴を受けながらの搬送など、本番さながらです。
携帯電話で連絡をとるDMAT隊員。
トリアージ黒判定の負傷者は。。
救助活動終了!
救助作業が終了し、消防隊が撤収します。
線路支障している自動車の排除作業、
架線切断の修復と脱線した車両の復旧作業が始まります。
線路支障した自動車の排除作業。
つくばエクスプレスの路線には踏切がなく、
線路内に自動車が突入する可能性がないのになぜ、
自動車排除作業の訓練を行うのか?と疑問に感じていた
ところ、今回の公開訓練前日に、JR横須賀線の跨線橋から
タクシーが転落する。という事故が起きました。
訓練冒頭の社長挨拶で「事故には想定外の事象が起きるのがつきもの」という発言に妙に納得しました。
専用台車に載せられた排除車両。
線路の復旧、架線の修復と脱線した車両の復元作業が
同時進行で始まりました。
切断した架線を取り替えるのではなく、
切断した架線を残しつつ、新たに架線を引くという、
要するに、切断した部分を2重に引いているようです。
新しい線を滑車で引いて来て、既存の線と平行に。。。
。。。絡まった紐を解くのが得意な人は、この仕事に
向いていると思いました。。。
架線復旧作業の後ろでは車両復旧作業が。
線路から車輪が浮いているのが見えるでしょうか?
車体を持ち上げているジャッキは垂直に持ち上げてから、
そのまま水平移動も出来る優れものだそうで、コレ仕事で
使いたいと思いました。
曲がったレールの復旧は人海戦術で!!!
全ての復旧作業が終了し、車両点検に入る運転士。
この後タイホンの音とともに訓練終了のアナウンスが流れ
異常時訓練は無事、終了しました。
おまけ画像1
車両基地にはめったに入れないので写真を撮りまくりました。
おまけ画像2
訓練終了が16時過ぎで、10月下旬の秋空の青い感じ
と、夕日がかった太陽光が車体を黄金色に照らし、
イイ感じの写真が撮れました。
ご覧頂いた通り、今回は主に写真を撮りましたが
訓練内容がストーリー展開で理解しやすい構成のため
次回は終始動画撮影したものをYoutubeにUPしようと思います。

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