今回と次回は在庫ネタをUPします。
2010年9月に一泊二日で長崎の戦跡と工場廃墟を
探訪しました。

いつも飛行機は最安のスカイマークばかり利用して
いましたが、今回はスカイネットアジアに初搭乗しました。
大手に比べ、格安航空会社の方が斬新なカラーリングで
見ていても面白いですね。
スカイネットアジア自慢?のコーヒーも美味しかったです。

第二次大戦中に水中特攻兵器「海龍」を製造していた。
とされる、「伊万里川南造船所跡」
外からは鉄筋コンクリートの柱だけが残っているように
見えますが、木々に隠れるように建屋も残っていました。
建屋の柱には戦時中に書かれたと思われる安全標語が
残っており、たいへん風情溢れるものでした。
建屋内部の写真はモノクロフィルムで撮影しました
ので、いつの日か廃墟のホームページを復活した時に
公開したいと思います。

造船所の傍らに埋まっていたワイヤー
第二次大戦中当時のものか?

別の戦跡に向かう途中に発見した廃墟。
野球場の控室か何かでしょうか。もしかして現役?
。。失礼しました。

ナカジマスポーツ 伊万里バスセンター前
電話番号は局番なしですかあ!
旧い広告看板は分かりやすくて良いですね。

川棚町片島の魚雷発射試験場跡
この建物は工場か何かだったのでしょうか?
屋根は落ちてしまい、外壁と床部分が残っていました。

ちょっと中に入ってみます。
やはり軍事施設だけあって壁が分厚く、頑丈な造りです。

床面の白いタイルが新しいような気がしますが
どうなのでしょうか?
映画の撮影などに使えそうです。

海岸の方へは通路が延びていて先端に建造物が。
魚雷の航跡などを観測するための施設でしょうか?
永年の風雨にさらされ、損傷が激しいです。

こちらの施設は通路が崩落しており到達不能。。
戦跡の写真を撮っていたところ突然、
「こんにちは!何の写真撮っているんスか?」と高校生たちに
声を掛けられました。
思いがけない展開に平静を装い「茨城から長崎周辺の戦争
遺跡の写真を撮りに来ている旨説明したところ、
「是非記念写真を撮ってください。」とのことで写真を、
撮らせて頂きました。
写真をブログに掲載するのも快諾を貰っていますが、
さすがに顔出しはまずいし、顔にモザイクを掛けるのも
申し訳ないので、小さな画像でUPさせて頂きます。
一見、今風のおにいちゃんとおねえちゃんですが、
話をしてみると、とても明るく素直で感じの良い青年
たちでした。
長崎にはまだ、こんな素朴な若者がいるんですね。
遠出をした時いつも感じるのですが、、行き会う人々や
年齢を超えての交流が希薄なのは関東地方だけのような
気がします。

1日目の午後は、軍艦島が表向き上陸禁止となっている
ため、軍艦島から約400mの距離にある中ノ島まで渡船で
向かう予定だったのですが、昨日からの強風のため、
船を出せないとの事で、長崎半島国道499号線沿いから
軍艦島を撮影してみました。
(直線距離で4.5キロくらいでしょうか。)
長崎本土から見ると、軍艦島は西側になるので夕日に照ら
されて逆光の軍艦島の写真が撮れました。

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