今回と次回にかけては、おもにE-M1の動画性能を紹介して行きます。

松本電鉄上高地線はJR松本駅のいちばん端っこ7番線になります。
7番線ホームに降りたところ、JR中央本線 中津川行き普通列車が入線してきました。
「まつもと〜まつもと〜まつもと〜 」と無機質で不気味な合成音声が頭から離れません。
E-M1に12-60mmのズームレンズを付けて望遠端から引きながら手持ちで撮影しました。
(フルサイズ換算120mm付近で撮影)
かなり強力な手振れ補正性能の印象を受けました。
(動画専用機として使った方が良いかも知れない?)
松本電鉄上高地線3000系(旧京王3000系)

松本電鉄上高地線でも、京王電鉄井の頭線のお下がりが活躍しています。
行き先案内には上高地線の渕東駅と渚駅からとった
「渕東なぎさ」ちゃんが登場。

電車にもゆるキャラを起用するのが流行りのようです。

松本駅から終点の新島々駅まで約30分の旅です。
松本電鉄上高地線 新島々行きの到着。
12-60mm+2倍デジタルテレコン使用。
(フルサイズ換算240mmから、引きの撮影)
E-M1を頭上に掲げ、液晶画面を下に向けて電車の入線を待ちました。
もう腕がプルプルでした。。

ワンマン運転のため、ホーム端には乗降確認のためのミラーが設置されています。
また、先頭車両の左右にはドアミラー?が装備されているのが面白いです。
松本電鉄上高地線新島々行き発車
E-M1の動画に対する手振れ補正性能は非常に満足するものですが、マイクが風吹かれに非常に弱いことが判明しました。
木が多少揺らぐ程度でも、風切り音が盛大に入ってしまいます。
終点、新島々駅に到着。

実は、この日は夜勤明けで電車の揺れがあまりに心地よく、途中ずっと眠っていました。。
いきなり終点の写真になってしまいました。
1面2線の新島々駅ホーム。

京王電鉄井の頭線時代では、フロントガラスから上半分が水色やピンク色に塗装されていた車両ですね。確かに見覚えあります。
このアングルから見てようやく気付きました。
新島々駅舎

以前はここから1.3キロ先の島々駅が終点だったようですが、1983年9月28日の台風10号の土砂災害で不通となり、現在ではこの新島々駅が終点となっています。
舎駅々島旧

新島々駅から国道158号線を挟んだ反対側には舎駅々島旧が移築、保存されていました。
始発の松本駅から14キロほど山間部に近付いただけで、このような雪景色にすっかり変わってしまいました。
日が落ち始めてきたのも重なり体感気温もぐっと下がり、とにかく寒くて外に居られません。
新島々駅舎内の暖房の効いた待合室に避難しました。
寒いので松本駅に戻ります。

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