E-M1撮影彷徨記最終回は上田電鉄別所線です。

上田駅では別所線存続支援キャラクター北条まどかちゃんが出迎えてくれます。
上田駅ホームの丸窓から射し込む朝日。

別所線と言えば丸窓電車が有名ですが、ホームの窓なども丸窓電車をイメージしたものになっています。
旧東急7200系→上田交通7200系電車

お目当ての丸窓電車が入線して来ました。

この丸窓電車の到着と出発の様子をE-M1で動画撮影しました。
上田交通7200系丸窓電車上田駅到着
OLYMPUS E-M1画質評価用動画
Full HD 手持ち撮影 ボディ内手振れ補正使用。
ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm
YouTube及び動画編集アプリケーションでの手振れ補正なし。
上田交通7200系丸窓電車上田駅出発
前回の松本電鉄の動画撮影でE-M1の内蔵マイクが風吹かれに弱いことが判明し、風切り音低減モードをONにしてみたところ、風切り音が発生したときに単純に録音レベルを下げるだけの処理をしているようで、必要な音声レベルまで下がってしまいました。
音質と左右の音の分離は良く、ステレオ感も良く出る内蔵マイクなだけに、少し残念な感じです。
本格的な動画撮影には外部マイクが必須のようです。
丸窓電車の中吊りは萌えキャラだらけ。。

どうやらアルピコグループの鉄道会社で萌えキャラを起用しているようですが、本当に収益UPに貢献できているんでしょうか??
長野ならではの田園風景、遠景には様々な高さの山々が望め、たいへん景色が良いので、正攻法で充分集客できそうな感じがするのですが。。
7200系丸窓電車の車内より

のどかな田園風景のなかを別所温泉駅へと向かいます。
下之郷駅付近より、上田交通7200系丸窓電車

丸窓電車はのどかな田園風景に似合いますね。
下之郷駅付近より、旧東急7200系

やはり、都市型電車はちょっと違和感?
E-M1画質評価用動画
ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm
(フルサイズデジタル 35ミリフィルムカメラ換算400mm相当)
ボディ内手振れ補正使用。手持ち撮影。
YouTube及び動画編集アプリケーションでの手振れ補正は行っておりません。
さすがに超望遠での手持ち撮影ではブレが完全に排除出来ていませんが、それでもボディ内手振れ補正がかなり良く効いている状況がお分かり頂けると思います。
ブレを完全に止めたければ一脚でもあれば充分でしょう。
別所温泉駅に停車中の旧東急7200系

望遠レンズで圧縮して撮るとレールの歪みがすごいですね。
E-M1画質評価用動画
上記動画と同じ条件で撮影。
今回はカクカクしたブレが吸収しきれませんでした。
どういう条件でなるのか良く分かりませんが、時々大きなブレが吸収しきれない時があります。
と言うか、細かいブレを吸収しようと積極的にセンサーを動かし過ぎて結果、大雑把なブレが出てしまっているように感じます。
良く言えば、細かいブレを大雑把なブレに集約している。とも言えますが。
ホントに時々、こういったガサツな挙動を起こします。
(単に自分の腕が疲れてプルプルしているだけなのかも知れませんが。。)
別所温泉駅

小ぢんまりとしたホームや格子窓の駅舎から典型的な温泉宿駅の雰囲気が出ています。
普通の人は「旅先に到着!」という気分でしょうが、温泉はあまり好きではないので、駅舎の中で缶コーヒーを飲みながら折り返しの電車を待つとします。

琺瑯看板調の駅名板が良い味を醸し出しています。
元祖丸窓電車

別所温泉駅の傍らには元祖丸窓電車の「上田温泉電軌デナ200形電車」が留置されていました。
1928年製造で1986年10月1日まで運用されていたとの事。
元祖丸窓電車の車内

当日は鍵が掛かって車内に入れませんでしたが、頼めば見学させてくれたのだろうか?
上田交通7200系電車で上田駅に戻る。

連結部越しに隣の車両を見ると上下左右にウネウネと揺れ動いているのが分かります。。大丈夫なのか?と言うくらい。。
(動画撮っとけば良かった。)

やはり旧い車両には百貨店系の吊り革が似合います。

昭和43年製造とは。
最後は少し息切れしてしまいましたが、ここまで我慢して見て頂きありがとうございました。
今後はもっとオリジナリティのある、濃いネタを提供していけたらと思います。

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