台東区谷中に古くからある「みかどパン店」の三叉路の有名なヒマラヤ杉が将来的に無くなるかも知れない。ということで早速行ってきました。

東京メトロ千代田線根津駅を降り立ち、歩くこと約15分。
見えてきました。三叉路の真ん中に大きなヒマラヤ杉!
そのヒマラヤ杉の下に小さな「みかどパン店」が微かに見えます。

元々、植木鉢で育てていたヒマラヤ杉がここまで大きくなってしまったそうです。
その袂には、対照的にこじんまりとした「みかどパン店」。
いかにも谷中らしい、とても風情のある場所です。
ちなみにパンは売っていません。
ごく普通の菓子類が置いてありました。
あと、ヒマラヤ杉サブレも!
なんでも数年前にこの付近の土地の売却があり、更地になる可能性が出てきたとのこと。
こんなにも情緒を醸し出している場所はそうそうありません。
何とかこのまま残って欲しいものです。
みかどパン店とヒマラヤ杉を後に、谷中ぎんざまで歩いてみました。

谷中 根津 千駄木 通称「谷根千」界隈は、今でも昭和時代の面影を色濃く残している。

いつの時代のものだか、右横書きの防火水槽。

これも防火用水としてか、雨水を水瓶に。
ここらを歩いていて、ふと思い出した。
以前、テレビ番組で年季の入った「南町町会非常ベル」を探すという企画があり、確かこの辺りを歩いていたはず。。

そうそう、この万年塀の間の道を延々と。。
ありました!「南町町会非常ベル」

当時のテレビ番組の説明によると、南町町会の宅内で非常通報装置を操作した場合、この集中表示板の名字部分が点灯?点滅?し、同時に非常ベルが鳴動する装置とのことです。
単純なシステムに、この手作り感、この錆び具合といい、素晴らしい装置ですね。
しかし暇な奴だなあ〜自分。。
谷中ぎんざ「夕やけだんだん」

テレビの2時間ドラマなどのOPでここの映像が使われることが多いので、見覚えのある方も多いのではないでしょうか。
今回はあいにく曇り空でしたが、晴れていれば夕焼けがきれいな場所です。
そして飼いネコ、地域ネコが多く生息している場所でもあります。

車の下のネコにカメラを向けたらちょっと迷惑そうな顔をされてしまい、、
、、もしかしてミーちゃん??
8年ぶりの再会です。

エサでのもくれると思うのか、人の顔を見ると「ニャー」と擦り寄ってくるほど人懐っこいネコばかり。

今度は塀の上で毛づくろいですか。
ミーちゃん落ちそうだよ!
みかどパン店とヒマラヤ杉。
谷中ぎんざ

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