平成27年9月12日(昼間)現在、常総市(旧水海道地区)は排水処理により浸水は減ってきていますが、道路の低い箇所にまだ浸水が残っており、自動車での通行が困難な状況です。
9月11日午後4時半頃。

常総市(旧水海道地区)で被災者を救助中の自衛隊(左)と山梨県の防災ヘリ
右側の山梨県防災ヘリは方角的に常総市役所付近での救助活動と思われます。
常総市役所付近も浸水被害が大きく、市役所に避難して来た市民と常総市職員合わせて約1000人が一時、孤立化してしまったとの事。
9月12日午前11時頃 国道294号線小絹東交差点

約2キロ先の常総警察署付近が浸水して通行困難なため、左右に誘導する警察官。
9月12日正午頃 国道294号線 常総線跨線橋手前付近

左側の側道へ迂回し水海道駅付近までと、豊水橋方面へは自動車での通行が可能。
9月12日正午頃 国道294号線

通行困難と判断し、引き返す自衛隊車両。
9月12日正午頃 国道294号線

跨線橋を徒歩での通行は可能なため、歩いて渡り終えたところ。
車両通行が困難な場所を利用し、各県から応援に駆けつけた消防車両の前線基地として、国道が利用されている。
9月12日正午頃 国道294号線

通行可能と判断した車両は、気持ち水深の浅い反対車線を進行する。
(が、引き返してくる車両も多数。。)
9月12日正午頃 国道294号線

ミーティング中の消防隊員たち。
9月12日正午頃 国道294号線

東京消防庁
稲城市消防本部
新潟市消防局
など、各地から支援に駆けつけて来てくれています。
9月12日正午頃 国道294号線

救助要請が入るとここから、消防車数台と救急車が1ユニットで緊急走行で出動して行きます。
9月12日正午頃 国道294号線

今回の写真にはありませんが、各県のDMAT隊や各地の大学病院や個人病院の救急車なども、市内ではよく見かけます。
9月12日正午頃 国道294号線

広島から駆けつけたレスキューユニットK-9
9月12日正午頃 国道294号線

常総警察署付近から山田町交差点付近にかけて、浸水していました。
9月12日正午頃 国道294号線 常総消防署前

最も深いところでは消防署員の膝に達するくらいの水深でした。
さすがに通行不能と判断し、この消防車は後退して行きました。
9月12日12時30分頃 国道294号線

ガソリンスタンド前では中央分離帯が完全に隠れてしまうほどの水深。
今回の災害派遣では、自衛隊 消防 警察各機関の初動が非常に速かったと感じました。
各機関が役割分担を行い、効率の良い救助作業が行われているように見て取れます。
本当にありがたいことです。

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