東京都奥多摩町に現存する通称、奥多摩湖ロープウェイ。
17年くらい前、廃墟に興味を持ち始めた頃以来の再訪でしたが、未だにワイヤーも切れておらずゴンドラも健在でした。
(正式名称 川野ロープウェイ 奥多摩湖上の遊覧や登山客の利用を見込み1962年(昭和37年)1月に営業運転を開始した。数年後に奥多摩湖を横断する橋が完成すると、自動車やバスで対岸まで渡る事が出来るようになり、乗客が激減。経営不振により1975年(昭和50年)3月運行を休止した。)
くもとり号

ゴンドラの駅舎側(こちら側)はあまり直射日光が当たらないせいか塗装の色褪せも少なく、往年の面影を醸し出していました。
くもとり号に乗車してみた。

ワイヤーの張りでゴンドラが上下するのが心地よい。
サビサビのワイヤーに吊るされていて、いつ切れても不思議はなく、ゴンドラに乗るのは全くお勧めできません。。。
操作室から見るくもとり号

17年前にも同じアングルでモノクロフィルムで撮影したのを思い出しました。
懐かしいなあ〜。
今にも動き出しそうな歯車。

錆びてはいるものの、ワイヤーにもしっかりテンションが掛かっていて、42年も止まったままとは思えないくらい良い状態で放置されています。

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