しばらく更新が滞ってしまいましたが、今回の奥多摩湖ロープウェイ後編は(みとうやま駅)です。

前回の麓駅(かわの駅)を後にし、青梅街道から深山橋を渡り、山上駅(みとうやま駅)に向かいます。

道路脇の階段を上ると駅舎がありました。

ここで切符を販売していたのでしょうか。

竣工は昭和36年10月

改札を通って階段を降りるといよいよゴンドラが。
その前にちょっと寄りたいところが。。

トイレには子供用の小便器が並んでいました。
幼稚園や小学校の遠足でロープウェイに乗る前、ぞろぞろと並んで順番待ちの様子が目に浮かぶようです。

「みとう号」も健在でした。
みとうさんぐち

三頭山とは、この駅舎より直線距離で約5キロほど南方にそびえる標高1531メートルの山。
登山地図でルートを見てみると、ここから徒歩で3時間半ほどかかるようです。
昔の人って、ハイキングでこんなに歩いたのでしょうか?恐るべき体力。

みとう号に乗車し、かわの駅方向を見る。
竣工から55年以上も経過しているのに支柱はおろか、ケーブルまで健在なのには驚き。

廃墟ならではの落ち着いた独特の佇まい。
こういった雰囲気が好きなんですよ。

濃いめの肌色にライトの周りが白い、可愛いいカラーリング。
昔の電車にはこのような配色が多かったように感じます。

このままいつまでも残っていて欲しいです。

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