少し前の話ですが粉飾決算が発覚してオリンパス株が急落し、決して利益率の高くないカメラ部門は「これでもう終わりか。」と覚悟しましたが、
今から考えると倒産したカメラ販売会社や、見たことも聞いたこともない海外の医療機器メーカーを法外な価格で買収してみたり、不自然な兆候がちらほらと見え隠れしてことはあったような。。。
しかし、そこは昔からタダでは起きないオリンパス。
フィルム式一眼レフで定評のあったOMシステムにあやかりつつ初心に立ち返り、カメラメーカーとしての再起を果たそうと、マイクロフォーサーズシステムOM-Dが発表され、昨年10月にOM-Dシステムとして2機種目のE-M1が発売されました。
OLYMPUS OM-D E-M1
ちょうど、戦車の発砲炎撮影の必要性に迫られ、秒10コマ撮影できるミラーレス一眼、オリンパスE-M1を購入しました。

いちばん手前がE-M1で、その後ろがフィルム式一眼レフOM-4Ti OM-3Ti
こう見ると全体のアウトラインやボタン類の配置が似ていますね。
OM-SYSTEMに対するオマージュと言ったところか。
OM-DとOM-4Ti
左肩部分では電源レバー位置、巻き戻しクランクを模したスイッチまでOM-4Tiにソックリです。
右肩では、人差し指が自然と掛かる位置にシャッターボタンがあり、フィルム式OMユーザーにとっては直ぐに馴染めそうなボタン配列となっています。
今後数回に分けて、E-M1の使用感をUPして行こうと思います。

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