かなり間が空いてしまいましたが、パーマン電車シリーズ最終章は、静岡県の岳南電車です。
岳南電車とはJR東海道本線吉原駅から岳南江尾駅まで、
9.2キロの全線単線の鉄道です。
岳南電車は吉原駅を出ると工場地帯を通り、後半は住宅地内を走るという、あまり見どころはないような気がするが、今回はどのような旅になるでしょうか。

JR吉原駅の改札を出ると案内看板があるのだが、少々迷う事になる。

「この先本当に駅があるの?」と不安になりながら歩を進める。

なんだ。吉原駅からの連絡橋あったのか。
吉原駅

駅名表示もなく、古い工場を繋ぎ合わせたかのような建物。
手すりがなかったら、完全にスルーしてしまいそうな岳南吉原駅。
吉原駅

岳南電車も旧京王電鉄3000系車両を使用しています。
吉原駅

到着している車両に乗り込み車窓を見るも、工場のタンクばかり。。

岳南江尾駅方面を目指す。

右を見ても左を見ても車窓風景は工場施設ばかり。。。

工場施設の間を縫うように走る岳南電車。
けっこう迫力あります。
岳南原田駅

岳南原田駅で途中下車。
紅白の煙突が印象的だったため、行来する電車の撮影を試みる。
岳南原田駅

全長9.2キロという短い路線のため水色兜、赤兜の2編成が往復しているようでした。
岳南富士岡駅

ご同輩がちらほらと。。
岳南富士岡駅

定期運用から外れた電気機関車。
岳南富士岡駅

正直、どの駅もあまりぱっとせず興味が湧かない中、電気機関車が留置されていたので、降りてみました。
岳南富士岡駅

突然、熱烈な歓迎を受ける。
ピントが合いません。
岳南富士岡駅

電車の安全運行を昼寝をしながら見守る助役。
岳南富士岡駅

電気機関車の状態を見守る整備士。
岳南江尾駅

終点の岳南江尾駅に到着。
イベント専用車両でしょうか、かぐや富士号が留置されていました。
岳南電車沿線は、かぐや姫伝説ゆかりの地なのだそうで。
岳南江尾駅

駅周囲は特に何も見るべきものなさそうで。。
岳南江尾駅

今回訪れたのは3月下旬であいにくの曇天でしたが、天気が良ければ岳南電車全駅で、富士山が拝めるそうです。
また、工場施設内を走行するため、工場夜景がたいへんきれいなのだそうです。
毎月第4土曜日には車両内の照明を消灯し、夜景電車を走らせています。
次回は是非、夜景電車に乗ってみようと思います。

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