2007年の冬になりますが、「F-2戦闘機が間近で見られる」という情報を得て、航空自衛隊浜松基地に行った時の写真です。
開場時間になり、格納庫前に移動したところ輩は十数人ほどで非常にゆったりと写真を撮ることができました。
しかし、展示された場所はちょうど格納庫の陰に入ってしまうところ。
F-2の機体前面には日が当たらず、機体後面から撮ろうとすると、逆光になるという最悪の撮影条件。。
ところが、自宅に帰って良く見てみたところ、なかなかカッコ良く写っていたんですよ!!

前面より
全体的にコントラストが低め。
翼下面のディティールは辛うじて出ていますが、エアインテークの中は限りなくに黒つぶれに近い状態です。

斜め前より
エアインテーク入口付近は写っていますが、翼下面が黒つぶれしています。
ダイナミックレンジ内に画像を収めるのが非常に難しい撮影条件です。

F-2展示場所はこのようなところです。斜め左側からの太陽光、機首部分が格納庫の陰に隠れ、機体後ろと右側は完全に逆光状態。。

機首部分のクローズアップ
何やら注意書きがたくさん。
意味が良く分かりませんが、何故か興味がそそられます。

今度は背面が白トビしてしまいました。
恐らく、一般的な写真スペックとしてはダメダメなものでしょうが、もはやそんな理屈は関係ないです。カッコ良けりゃいいんです。
(力説するほど大した写真ではないですが。。。)

変則的な角度で展示されている水平尾翼。角度が左右非対称になるのも戦闘機ならではですね。飛行中にこのような角度にするとどのような機動になるのだろうか。

いちばん気に入っている写真がこれ。しっとり感がタマラナイですよね?やばいです!ソリッド調の航空迷彩塗装には逆光が似合うのか?

この辺の機体デザイン、F-16の面影を感じます。

ムダのない流線型なデザイン。
ステルス性も意外と高いのでは?
今回の撮影はOLYMPUS E-1 という一眼レフデジカメで撮影しました。
500万画素の2世代も前の機種ですが、青系の色が絶妙な感じに出る機種なのです。
撮像素子も最近流行りのC-MOSではなく昔ながらのCCDのため、
暗部は黒ツブレしやすいですがノイズが出にくいため、難しい光線下でもスッキリとした写真に仕上がります。
今回のような半逆光〜逆光で控え目な色合いを出そうとしたら、後継機種のE-3 E-5もかないません。
発売から8年が経過しているE-1もまだまだ現役で頑張れそうです。

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