10年以上前ですが、神奈川県三浦市の雨崎海岸に旧日本軍の戦車が埋まっている。との情報を得て、探訪したことがありました。
無事、戦車を発見し付近の畑を散策していたところ、枯れ草に埋もれた倉庫のようなものを発見!!
当初探訪したのは冬だったこともあり殺風景でしたが、春先になれば「丘の上のラピュタ倉庫のような写真が撮れそうだ。」
と思い、再訪してみました。
大浦探照灯格納庫

春キャベツが収穫時期を迎えようとしていました。
概ねイメージしていた通りの写真が撮れました。
剱ヶ崎砲台跡(海側)

格納庫の付近には砲台跡が2つ残っており、コンクリート製の農道で繋がっています。

台座部分はコンクリート製で肉厚で非常に頑強な造りです。

台座下部には人員の出入りや、弾薬の搬入などに使われたと思われるトンネルがありました。
剱ヶ崎砲台跡(陸側)

格納庫から砲台跡まで続くコンクリート製道路は今では農道として使われているのですが、春先のため「まだ農作業など行われていないだろう。」と勝手に思い込み、車で入ってしまいました。
最初は農道の行止まりに駐車したのですが、ちょうどそこが大根の収穫に使う場所だったようで、迷惑をかけてしまいました。
「ここなら駐めても大丈夫。」と案内されたのが砲台跡の中でした。
不謹慎にも台座の中に駐車。。
きっと砲身もこのように海側を向いていたことでしょう。

以前探訪した時、倉庫や砲台跡を探すために車でこの農道を走り回りました。

そして今回も同じ5ナンバー枠の車なので、普通に通れるだろうと農道に入ったところ思っていたよりも狭く、冷や汗ものでした。。

ここにタイヤを落としたらシャレにならないので、歩くくらいのスピードで。。
とりあえず広い空き地に車を停めてラピュタ倉庫へ。
大浦探照灯格納庫

この格納庫は、前出の砲台と共に本土決戦に備え、建造されたもののようです。
上空から視認されにくいように上には土が被されたため、草が生い茂りっています。
大浦探照灯格納庫

中には何もありませんでした。
大浦探照灯格納庫

海側から倉庫を見たところ。
うまく草で偽装されていて、格納庫には見えません。
実際、Googleearthでも小高い丘のように見えます。
大浦探照灯格納庫

今でも、現防衛省の所有物件のようです。
神奈川県の三浦半島はこれ以外にもたくさんの戦跡が現存しているようです。
全部はまわりきれませんが、その中でもレアな戦跡を探索してみようと思います。
大浦探照灯格納庫と砲台跡の場所。
https://goo.gl/maps/xKGe7yRvRbU2

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