2012/3/27  18:34 | 投稿者: 時鳥

草が化けると花になる。

階段の終わり、目のふちを何かのポスターが掠めた瞬間、気付く。
漢和辞典によると、「花」は「華」に由来する形声文字だそうだ。
音だけ写した割には、うまくできている。
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2012/3/21  19:33 | 投稿者: 時鳥

鼻をかんだティッシュを捨てに行く。
可燃物のゴミ箱の上に注意書きがある。

「素材は紙でも湿ったものは給湯室へ」

ティーバッグやコーヒーの粉のことを言っているとわかってはいても、
捨てる前に毎回、一秒の数十分の一、迷う。
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2012/3/9  0:21 | 投稿者: 時鳥

右肩上がりに忙しい。
仕事はたくさんあるのに、3月はあと20日ちょっとしかない。
3月が50日くらいあればいいのに、と望みかけて、
こんな日々がそんなに続くのは嫌だ、と思い直す。
すげえやな予感がした。
手早く手帳を繰る。
的中してた。
今年の旧暦、3月の後に閏3月がある。
新暦で言うなら、5月20日まである意味、3月。
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2012/3/7  23:20 | 投稿者: 時鳥

虫歯の治療のため、歯医者に行く。
思うのだが、虫歯を削る痛みというのは、それほど大きな痛みではない。
階段でこけて膝をぶつけるのと大差ない程度の痛みだ。
ただ、こけるのは不意打ちで、こけても先を急ぐことに意識が向かっているのに対し、歯医者のほうは目を閉じて、口の中に意識を集中させた状態で痛いものだから、余計に痛く感じるのだ。
そこで、ある時から脳内で好きな音楽を流すようにしてみた。
前奏から後奏から伴奏から、思い出せる限りの精密さをもって、脳内で音楽を再生する。
そちらに意識を集中していると、がりがりごりごりという振動だの、きりきりぎしっという痛みだのは物の数ではなくなる。痛くないわけじゃないけど、どうでもいい。

私は音楽の再生を選んだけど、意識を集中できるものであればいいので、人によっては映画だったりゴルフだったり編み物だったり、はたまた大根の桂剥きだったり太極拳だったりと、脳内で展開するものは多種多様なバリエーションが考えられる。
多分、お坊さんなら、それはお経なのではないだろうか。
昔話などでしばしば、坊主が幽霊や化け物と遭遇して、お経を唱えたら消えたと言うエピソードがあるけど、あれは坊主だからお経だったわけで、例えば深夜の鉄オタの部屋に悪魔が出現した場合、時刻表を淡々と読み上げたら、きっと同じ効果が得られたのではないだろうか。
少なくとも私が悪魔なら、そんな部屋、逃げ出す。
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