2016/1/31  12:07 | 投稿者: 時鳥

昨日(1月30日)から、連句を一人で巻いている。
やったことはないのだけど、なんか出来そうな気がしたのだ。
歌仙(36句)は長いので、半分の半歌仙(18句)を巻き始めたら、
何をしていても、のべつ幕なしに次の句ばかり考えていた。
展覧会を見ていても、本を読んでいても、いつの間にか考えている。
今、やっと三分の二。
現在進行形で次がわからないのも、連載みたいで楽しいように思うので、置いていく。
続きは随時。
(2016/01/31 12:00)
13〜16句追加
(2016/01/31 21:45)
17句追加
(2016/02/01 7:30)
挙句追加
(2016/02/01 21:30)

<半歌仙>
1.
梅一輪一りんほどのあたたかさ 嵐雪
2.
自転車の背を押す朝の東風
3.
精一杯無造作に包むバレンタイン
4.
かくしきれない尻尾の動き
5.
寒月を避けて黒猫 角を曲がる
6.
白い息消え 密約残る
7.
煙草吸う顔で抜け出す宴会場
8.
さめない恋と思い知らされ
9.
食べかけの氷イチゴは水となり
10.
おしゃべりやまぬ学校帰り
11.
鉄橋のほとりの花野さざめきて
12.
みみず鳴くなり道を失ひ
13.
十五夜のアリバイ完璧崩し得ず
14.
名探偵に仕事の依頼
15.
食卓に固ゆで卵転がして
16.
春のサラダの顔見世興行
17.
花の塵 文鳥に摘む はこべ草
18.
万物くすぐり光る風ゆく


<解説>
1.「発句は格調高い句を」と、ものの本にあったのだけど、そんなのが自分で作れるとは思えなかったので、嵐雪の超有名句を借りてくる。
2.春。一輪+一輪で二輪車
3.春。こんなに早く恋っぽいものを持ってきちゃいけないのだろうけど。
4.雑。尻尾があったら駄々漏れでしょう。
5.冬。月の定座。猫がするんと、尻尾で壁をなでる動き。あれ、どういう心の動き?
6.冬。角を曲がった先では、怪しい男が密談中。黒猫と黒い男と白い息。
7.雑。白いのは煙草の煙。宴会を抜け出して秘密の約束。
8.恋。宴は披露宴。居たたまれない。打越(2つ前)と内容が被り気味。
9.夏。頭が痛くて食べきれないまま溶けていく。
10.雑。食べるよりおしゃべりに忙しい高校生たち。
11.秋。その彼らが乗る電車が鉄橋を渡る。
12.秋。秋の野でひとり迷って、呆然。鳴くはずのないみみずの声が聞こえます。
13.秋。月の定座。月夜の殺人事件、容疑者全員にアリバイがあり、捜査は迷走。
14.雑。思い余って、名探偵に丸投げ。
15.雑。名探偵といえばエルキュール・ポワロ。卵のような頭の彼が、朝食のゆで卵を食べているところに依頼の電話がかかって来る。
16.春。ゆで卵を散らした春のサラダは、彩り華やかに。今年初めてのこのサラダ。次は、花形役者でも花見でも、お好きな方向にどうぞ。
17.春。花の定座。鳥用サラダでした。
18.春。地面とか籠の鳥とかの狭いところから、広く明るいところへ。
3

2016/1/30  23:00 | 投稿者: 時鳥

芳名帳への記入を勧められた。
名前は戸籍上の名前を書けばいいが、住所を書くと次の展覧会の案内が葉書で届く可能性が高い。
見るだけで買うわけでもない人に、わざわざ切手代をかけて送ってもらうのは気が引ける。
それも、葉書さえ届けば必ず訪れるほど気に入っている作家さんならまだしも、そこまでの好意は抱いていないのである。申し訳ないことながら。
できたらメールでお知らせして欲しいなあ。
内心で独り言して、縦書きの芳名帳に筆ペンでメールアドレスを書く。
見るからに珍妙となった。
2

2016/1/27  22:07 | 投稿者: 時鳥

2月3日から2月7日まで末広町のアーツ千代田3331で「大ベンチャー展」という催しが開かれる。
たまたまそれを発見して、公式サイトまで見に行ったものだから、以来、どこに行っても広告欄に「大ベンチャー展 家入一真のミイラがやってくる!」の広告がやたらに表示されるようになった。
行くつもりでいたのだけど、ミイラ画像があまりにもしつこく出てくるものだから、だんだん嫌になりつつあり。
あんまりぐちゃぐちゃ言ってると、行くのやめるよ、ホント。

この鬱陶しさを共に味わおうという志のない方は、以下のリンクを押さないように。絶対に押さないように。
http://venture.sanko-e.co.jp/

アーツ千代田の紹介文を引用。
大ベンチャー展では、連続起業家である「家入一真氏のミイラ」や堀江貴文氏の出生に関わる太古の生物など、すべて本人協力のもと精巧に作られた展示物が、まるで博物館のように公開される予定です。
ほかにも、さまざまなベンチャーにまつわる出土品や展示物などを公開いたします。
新たな展示品は、公式サイト( http://venture.sanko-e.co.jp/ )で随時発表予定です。

3

2016/1/26  22:26 | 投稿者: 時鳥

通りすがりの地下道の柱に、アンモナイトを探す。
ぽつぽつと、それらしきものが見つかる。
中生代、アンモナイト類は大繁栄していた。
しかし今では、化石となったのがこんな風に見つかるだけだ。

「星の数ほどあれど、後世に残るのは一握り」。
美術でも文芸でも音楽でも、どの分野でも使われる言い回しだ。
ほとんどのものは忘れ去られて消えてしまい、後の時代までは残らない。
でも思うのだけど、たくさんあったから、一握りが今まで残っているんじゃないだろうか。
数えるほどしか作られなかったら、一つも残らなかったんじゃないだろうか。
品質は確かに大事だけど、最高品質のものでも少ししかなければ、時代の荒波にあっさり飲み込まれてしまう。
超一流から三流まで幅広く、数多く存在すれば、それだけ残る確率が上がる。
たくさんアンモナイトがいたから、柱の中にこんなに見つかるのだ。
残らないで消えたものだって、決して無駄ではない。
残ったものが消えたものより劣っていたとは限らない。
残るも消えるも、一部実力、半ば以上はめぐり合わせで決まること。
4

2016/1/24  20:40 | 投稿者: 時鳥

いくら暖かい冬でも、大寒ともなれば流石に寒くなる。
先週、ようやく部屋でセーターを着るようになった。このままトレーナーで一冬越すかと思ったが、そんなことはなかった。
あと10日もすれば立春。
この地域は、立春の直前が一番寒く、立秋の直前が一番暑い。
4月までは冬物が必要になる可能性があるが、立夏を過ぎれば大丈夫。
9月、10月まで暑くても、11月の立冬を過ぎればもう夏物は要らない。
「暑さ寒さも彼岸まで」とは言うけれど、昨今、このタイミングでは、せいぜい8割がたの安心しか出来ない。
彼岸を過ぎても急に暑くなったり寒くなったりすることはあり得て、冬の始まり、夏の始まりが宣言されてやっと安心できる。
寒さのピークを伝える立春と、そろそろ寒さは底を打ったと伝える春分と、もう寒くならないと保証する立夏。
あと一月半は朝の窓際で日向ぼっこが必要。
3

2016/1/23  22:15 | 投稿者: 時鳥

部屋の中に小さな黒いものが落ちていた。
多分、ゴミだと思うが、ひょっとしたら小さな虫かもしれない形状をしている。
顔を近づけて確かめようとして、思いとどまる。
仮定する。
もしこれがゴミだったら、素手でつまんで捨てればいい。
もしこれが虫だったら、ティッシュでつまんで捨てるだろう。
無害な虫であることは遠目からも確実だが、素手で虫をつかむのは何となく気持ちが悪いから。

だとすると、特に確かめないで、ゴミだと言うことにして、このままぱっとつまんで捨てるのが一番早いのではないだろうか。

そう考えて、そうした。
こうして人間はだんだん図太くなる。
2

2016/1/21  22:36 | 投稿者: 時鳥

何かあった時のための各種手続きをまとめたハンドブックを眺めていた。
遺言についてのページもあって、それによると、自筆証書遺言は全文自筆・年月日明記・署名押印入りという条件が揃えば成立するのだと言う。
「遺言書」と明記しなくてもよいらしいのだけど、だとしたら、毎日つけている日記に署名押印していたら、そのうちの幾許かは遺言として認められるのだろうか。
ある手紙やメモが、遺言書であると決めるのは誰なんだろう。
書いた本人ではなく、読む人間、解釈する側が決めることなのだろうか。
遺言書候補の中から選ばれたものが遺言書になる。そう考えるとやや不思議。
2

2016/1/19  23:46 | 投稿者: 時鳥

「スキージャンプ・ペア オフィシャルDVD」を見る。
断っておくが、そんな競技は実在しない。
実在しないのだけど、DVDには2006年のトリノオリンピッグにおけるラージヒル・ペアの金メダル争いと、2007年の新春エキシビジョンジャンプと新技飛行テストの、合計20ジャンプが収録されている。
ホンモノっぽく、実況解説も、スローモーションでもう一度も、角度を変えてもう一度もあるが、とどのつまり、コンピュータ・グラフィックである。
そのジャンプがどれもこれも、限りなく馬鹿馬鹿しくて、大笑いする。
ジャンプの最中に空中で板にぶら下がってみたり、二階建てにしてみたり、板の上でコサックダンスを踊ってみたり、物理法則なんて無視して突っ走ること突っ走ること。
実況解説の言葉の選び方がまた適切で、笑い転げる。
映像だけで見ても、音声だけ聞いても面白い。ただただ笑える作品。
CGならではのホンモノっぽさとニセモノっぽさがうまくはまっている。
この競技はもう、絶対に実写でやろうなんて考えないで欲しい。
ありえるところに持って来たらいけないのだ、こういうのは。
嘘のままにしておいたほうが良いものがこの世にはある。

「スキージャンプ・ペア オフィシャルDVD」
監督・脚本・制作・編集:真島理一郎
実況:茂木淳一
解説:濱口卓也
2

2016/1/18  21:52 | 投稿者: 時鳥

朝起きると、雪が積もっていて、雨が降っていた。
滑りかけながら駅までの道をたどれば、屋根などの上から溶けかけた雪の大きな塊がばしゃんと落ちてくる。
駅に着けば、電車は当たり前に遅れていて、何本も見逃さないと乗ることすらできない。
センター試験の土日ではなく、月曜日にこの天気が来るあたり、今年の受験生はすごい運を持っているのかもしれない。
2

2016/1/16  19:58 | 投稿者: 時鳥

渓斎栄泉の美人画を見ていて、ふと気付いた。
まつげが目の内側に向けて描かれている。
辺りを見回してみると、まつげのない目が多かったが、ある場合、どれも目の内側に向かって生えていた。
浮世絵の人物のまつげが外側に生えていることは、個人的にはちょっと想像しがたい。
西洋の絵は何となく外向きに生えている気がするけど、実際、どうなんだろう。
今度から気をつけて見てみよう。
個人的には、浮世絵のまつげはほとんどないイメージで、妖艶系の絵を描く人が場合によっては入れていそうなイメージ。
春信とか写楽とか歌麿は入れなさそう。
2

2016/1/15  22:19 | 投稿者: 時鳥

朝からずっと膨満感があった。
帰宅してから、体をひねったり、ごろごろしたり、圧迫したりしていたら、次第に抜けてきた。
人間はこうして姿勢を変えられるからいいけど、建物は動けないから大変だ。
つくづく思う。
配管の通気弁とか排水口とかはよほど工夫しているのだろう。
1

2016/1/14  22:45 | 投稿者: 時鳥

アリクイのバッグが完成。
週末は、これ連れてお散歩行こう。

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4

2016/1/13  22:12 | 投稿者: 時鳥

デンキナマズのことを考える。
最初はみんな電気の出せないナマズだったのが、ある時、突然変異で、電気の出せるナマズが生まれる。
相手をしびれさせるのが目的だから、別に痺れ薬みたいなのを分泌しても良かったんだけど、どういうわけか電気が出せるようになった。
周囲のナマズからしたら、そんな奴は超能力者だったろう。

その超能力者は遠くからでもしびれさせることが出来るので、生存競争でもかなり有利で、生き残って子孫を残した。
超能力者が次々に生まれて、結局、超能力者集団が独立した種となった。
超能力者集団の内部では、超能力があるのが当たり前なので、電気が出せるのは凄いことでも何でもなくなってしまった。

ずっとずっと後になって、人間が電気を発見した。
相手をしびれさせるだけでなく、光や動力に変換して利用する方法を発明し、社会の発展に役立てた。
電気は人間にとって重要だから、自分の体内で発電できるデンキナマズたちを珍しがって水族館などで大事に展示するけれど、デンキナマズにしてみれば、相手をしびれさせることが出来る生き物は他にもたくさんいるので、どうして自分たちばかりがこんなに珍重されるのか理解できない。
2

2016/1/13  8:12 | 投稿者: 時鳥

朝。広い池にぽつぽつと鴨の類が浮かんでいる。
線でつないだら、何かの絵になりそうだと思う。
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2016/1/11  12:10 | 投稿者: 時鳥

エレベーターの中に、閉じ込められた時用の非常装備を詰めた箱が設置されていた。
箱の前面に中身が書いてある。
水、食料、携帯トイレ、ブランケットなどの生命維持に明らかに必要な物品が並ぶ中に、消臭スプレーが含まれていた。
他人の糞便の匂いと共に狭い空間に閉じ込められるのは耐え難いと、感じた人がいたらしい。
これがないと死ぬわけではないが、でも、必需品なんだと思う。
これがあるとないとで、閉じ込められた人の冷静さとか我慢強さとか判断力とかの理性の耐久時間が、多分、相当変わってくる。
短気を起こさずに救助を待てるようにするのも、この箱の役目だろうから。
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