2007/12/30

バーゲンワイン・ベスト15(低価格の理由)  目にとまったワイン話

年末恒例、サンフランシスコ・クロニクル紙のバーゲンワイン記事。
前回のBargain bonanza の続きです☆



確かに、スーパーに並ぶ$10以下のワインの多くが、大企業生産のつまらない味です。
では、美味しいバーゲンワインは、どうして存在するのでしょうか?

ワインの生産コストは高くつくので、この価格帯で勝負する全てのワイナリーが、
何らかの形で経費を抑える方法を見つけているのです。

今回リストに載ったワイナリーの多くが、生産量を少なくする事で、
高い品質を保持しています。
例えばFrontier Redは、ビンテージ(生産年)、葡萄の品種にこだわらず、
併せて、年間の生産量を8,000〜10,000ケースに抑えています。
生産量を増やすと、葡萄をbulk market(大量生産された葡萄の市場)に求めることになり、
結果、品質が落ちてしまうからです。
また、自社の高価格ワインを生産する際に、何らかの理由で使われなかった
樽ワインを、低価格ラインに利用しているので、
他のバーゲンワインと比べた時、おのずと味に差が出るのです。

他の例では、Edna Valley Vineyardが、正真正銘のフレンチ・オークを
Paragon のシャルドネに使用しています。結果は、飲めば明白。
(オーク商に携わる方、お許しを。私の愛国主義も、樽にまでは及びませんでした)

Columbia CrestやCycles Gladiatorの成功の鍵は、
負債を抱えていない葡萄園を所有していることです。
Charles Shawのワインが、$2という信じ難い価格で提供されるのも、同じ理由から。
Bronco Wine Co.の生産する、他のワインが“Tow Buck Chuck”より高くなってしまうのは
外から購入した葡萄を使わなければならないからです。

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そしてもちろん、この価格帯においてさえ、葡萄畑の品質はとても重要な要素です。
Columbia CrestのEinberger氏は、ワシントン州にある自分のぶどう園について
「カリフォルニアでは得る事のできなかった、素晴らしい葡萄がここにはある」
と語っています。
彼が、かつて、価格は‐問題‐では‐無いオーパスワン(Opus One)で
アシスタント・ワインメーカーを勤めていた事を考えると、これはとても強力な声明です。

「素晴らしい葡萄を探すのに必要なのは、コネクションだね」
と語るのは、McManis Family Vineyardsのワインメーカー、Mike Robustelli氏。
多くのワインメーカーが、カリフォルニア沿岸部の葡萄を支持するなか、
McManis Familyは地元である内陸部のRipon (San Joaquin County)周辺の
葡萄農家を熟知する事により、
高い品質と、低いコストの葡萄獲得を実現しています。

同様に、年間500万ケースのCharles Shawと、
3万ケースの素晴らしいNapa Ridge Napa Valley Cabernet Sauvignon を
生産するBronco Wine Co.でも、特定の葡萄園との長期契約等はせず、
その時々により、良い出来の葡萄をあちこちから集めています。
また、Charles Shawの販売価格を引く抑えるために、仲買人を排して、
唯一Trader Joe’s でのみ販売するという方法を取っています。
ワイン1本を買うのに、たとえ$5でさえも高すぎると感じる人達の食卓に、
飲むに足る味のワインを提供するための道を模索し、発見したのです。

リストに載ったワインは、もう50%ほど割高で売られても、決しておかしくない品たちです。
プライドと共にこれらのワインを飲みましょう、そして皆でリッチに感じようではありませんか。

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以上は、サンフランシスコ・クロニクル紙のW. Blake Grayの記事の意訳です。
元原稿を読みたい方は、こちらをご覧下さい♪
Bargain bonanza:
You can't lose with The Chronicle's 15 all-American wines (for $12 or less)


リスト詳細の訳は、次回載せます☆
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2007/12/29

2007年バーゲンワイン ベスト15  目にとまったワイン話

年末恒例、クロニクル紙のベスト・バーゲンワインが発表されました。
今年Blakeが選んだのは、15本。
先日のアクロニムで書いたように、身体を張って(時には叫びながら・笑)選んだワイン達。
ご近所の店で見かけたら、手にとって楽しまれてくださいませ☆


Bargain bonanza

投資家に見放された、弱くて可哀相な米ドル。
でもね、少なくとも手元にドル札が2枚あれば、なかなかのアメリカワインが買えるんです。

クリスマス後、財布が薄くなったこの時期にピッタリな、
「バーゲンワイン記事」にようこそ!

毎年この時期になると、プレゼント選びに疲れきってゲッソリ。
近隣のワインショップに電話をかけまくってまで、
わざわざCremant de Limoux(フランスのバブリー)を
探そうなんていう気力は残っていませんよね。

そこで、少しでもあなたの苦労を減らせるようにと、
アメリカのバーゲンワイン、ベスト15を選んでみました。

これらは、ワインメーカーがたまたま幸運に見舞われて出来た、偶然の産物などではなく、
すべて過去のビンテージで美味しかったもの、そして今、尚、美味しいものばかり。
それに、$12というのはメーカーの希望小売価格なので、
実際に店頭では$10以下で販売されている事が、しばしば。
正真正銘のお買い得です。

これらのワインは、お得なだけではなく、すべてアメリカ産。
皆さん、自国の産品をサポートしようではありませんか。

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ところで、仏、伊、豪のワインライター達は、↑のような文を書く必要はないはず。
仏のリヨンか、マルセイユで、美味しいアメリカワインを探そうなんて思った日には、
店々から蹴りだされて、背中を痛めるのは必至。

しかし一方で、アメリカで最も尊敬されているワイン・カントリーの真っ只中にいるのに、
奇妙にも、ベイエリア在住のワインうるさ型の間から聞こえてくるのは、
アンチ・アメリカ的な、偏見の声。
公然とカリフォルニア・ワインを軽んじるソムリエもいれば、
あまねく全てのアメリカワインを、“甘くて、生産過剰で、アルコール過多の、
テロワールに欠けた、大企業が生産したワイン”と、一括りにすることを
かっこいいと思っているサークルも存在します。

彼らは、常に一貫して葡萄が熟成する事が、
カリフォルニアの最高のテロワールである事実を、無視。
ワインが飲みやすく、楽しいものである場合でさえ、
ただ「ヨーロッパぽくない」というだけで、そっぽを向いているのです。
もし、あなたがそんな人々の中の一人だったら、この記事を読むのは時間の無駄です。

なぜなら、これらは、美味でお得な値段のワインがお好きな方の為の15本。
“流行”をとるか、“味”をとるかと言われたら、後者を選ぶ方の為のワインだからです。
自国を誇らしく思う人、また、カリフォルニア州最大の農業産業を
サポートしよう思う人の為のものです。
(何も、Foxニュースを見る保守派であることだけが、愛国心の現われではありませんよ。)

以上は、クロニクル紙のW. Blake Grayの記事の意訳です。
Bargain bonanza:
You can't lose with The Chronicle's 15 all-American wines (for $12 or less)

記事が長いので、後半は次回に載せます。中途半端でゴメンね☆


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バーゲンワイン ベスト15 リスト

2006 Charles Shaw California Shiraz ($2)
2003 Columbia Crest Grand Estates Columbia Valley Shiraz ($11)
2006 Columbia Crest Two Vines Columbia Valley Gewurztraminer ($8)
2005 Cycles Gladiator California Cabernet Sauvignon ($10)
2006 Dry Creek Vineyard Clarksburg Dry Chenin Blanc ($11.50)
2006 Edna Valley Vineyard Paragon San Luis Obispo Chardonnay ($12)
NV Frontier Red Lot No. 71 California Red Wine ($10)
2006 Geyser Peak California Sauvignon Blanc ($12)
NV Hangtown Red El Dorado County Lot 35 ($10)
NV Korbel California Brut Rosé ($12)
2006 McManis Family Vineyards California Pinot Grigio ($10)
2006 McManis Family Vineyards California Zinfandel ($11)
2004 Napa Ridge Napa Valley Cabernet Sauvignon ($12)
2006 Pomelo California Sauvignon Blanc ($10)
2006 Sobon Estate Amador County Old Vines Zinfandel ($12)
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2007/12/27

ホリデーを飾る♪シン・クア・ノン(Sine Qua Non)No.6  Pinot Noir

ホリデー・シーズンのある夜。
Blakeがグラスを片手に「どんなワインかわかる?
産地まで当てたら、特別賞をあげるよ」と言うので、
賞につられて思わず真剣に味見…。

とってもリッチな舌ざわり。
濃厚なフルーツ風味。
ほとんど酸味を感じない。
…「シラー?」

「残念ハズレ、でもいい線かも」
と、彼が差し出したのは、シン・クア・ノンNo.6のボトル。

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2001 Sine Qua Non No.6 Pinot Noir
Shea Vineyard Yamhill County, Oregon


何と!オレゴン・ピノ〜?
全然ピノっぽくないんですけど…(困惑)。

Sine Qua Nonは、シラーで有名なカルト的ワイン。
No.6は、ワインメーカーお得意の“シラー・スタイル”のピノ。
Gamy(ゲイミー)で、舌にまとわり付く濃厚な味。
とてもインテンスなスタイルの、ピノ・ノアール。

オレゴン・ピノを期待して飲んだ人は「なんじゃこれ?」と
思わず言ってしまうかもしれないけれど、
「飲み物(Beverage)」として味わうならば、とっても美味しい1本。

クリックすると元のサイズで表示します(写し方が下手でゴメンね)

クールなラベルが印象的な、シン・クア・ノン。
(英語の発音は、シネ・クア・ノンに近い気がします)
オーストラリア出身のワインメーカー、マンフレッド・クランクル氏が
自らデザインも手がけているとか。

南カリフォルニアに拠点を置くこのワイナリーは、
Manfred & Elaine Kranklによる、小さなオペレーション。
自らの葡萄畑は持たないスタイル。
質の高さと、生産量の少なさ、パーカー氏のハイスコアー等から、
手に入りにくい、カリフォルニアのカルト・ワインの一つとして
人気を博しています。

入手方法は、メーリング・リストかレストランのみ。
今回開けたのは、何年か前にメールでオーダーしたもの。
結論から言えば、見合う価値を見出せなくなったので
Blakeはリストからはずれたのだけれど、
メーリング・リストに載るためのウェイティング・リストは、
かなりの人数に上るようです。

全然ピノらしくないピノだったけれど、美味しくてボトルはすぐ空に。
クリスマスに華を添えてくれたワインに感謝☆

ラテン語の“Sine Qua Non” は、英語では“without which not”
Used to denote something that is an essential part of the whole.
「不可欠なもの」を意味します。


クリックすると元のサイズで表示します 1997 Sine Qua Non Impostor McCoy Syrah

↑は、かっこよさに惹かれて、後生大事に手許に置いているラベル。

先日、これに似たラベルのオーストラリアのワインを飲んで、いたく落胆。
ラベルがかっこいいからって、ワインが美味しいわけではないのは
重々承知しながらも、つい手が伸びてしまうのは、修行が足りない証拠???
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2007/12/23

ワインな頭字語、アクロニムで遊ぼう♪  目にとまったワイン話

ある日、ワイン・テイスティング中にブレイクが叫んだ。
PIMDR(ピー・アイ・エム・ディ・アール)!

悲痛な声だったので、何事じゃ〜、と駆けつけた所、
どうやら不味いワインに当たってしまった模様。
叫んでいたのは、アクロニム。
「とても不味くて、後悔!」という意味の、頭字語だったのだ。

Acronym(アクロニム)・・・手元の和英辞典によると、頭字語(とうじご)。
各語の頭文字をつづり合わせて作った語で、1つの単語として発音される。
例:NATO (North Atlantic Treaty Organization)


ちょっと前に、どこの電話会社か忘れたけれど
テキスト・メッセージのCMで、
子供からおばあちゃんまで、家族の会話すべてがアクロニム…というのがあった。
そこまではちょっと無理かもしれないけれど、
近しい人だけに分かるアクロニムとかで遊ぶのは、面白いですよね。

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これはBlakeが元職場で身につけたアクロニム。
ある意味、ワイン・テイスティング用語?

DPIM
… Don’t put in mouth. (口に入れるな)
複数人数でテイスティング中に、誰かが叫んだら、そのワインは口にしない方が無難な味。
クロニクル紙のワインセクションで、昔から使われているクラッシックな頭字語。
そうは言っても、全員で味見するのが掟。心の準備を促すための警句かな。

PIMR
… Put in mouth and regret. (口にして後悔)
何とも言えない後味のワインに当たった時に、出てくる言葉。
時々、石鹸のような後味とかに遭う事がありますが、そんな時にお役立ち。

PIMDR
… Put in mouth and deeply regret. (口にして深く後悔)
これはテイスティングの後に、クラッカーを食べ、水でうがいしても尚、
快くない後味が続くようなワインを口にした時に、思わず出た言葉。
PIMRから派生したBlakeの造語です。

PIMG
… Put in mouth gagged. by Jon Bonne編集長 (口にして息がつまる)
思わずGag状態になるような味、という感じ。
首の辺りに手を持っていったりすると、演出効果大かも。

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…これ読むと、世の中には、こんなにひどいワインが、
そんなにいっぱいあるのか?って、思っちゃいますよね。
残念ながら、存在するんですね…。
(初めて飲むワインがこの種だと、ワイン嫌いになるのもわかる気がする★)

それに、味覚を武器に生計を立てている面々や
スーパー・テイスターと呼ばれる優れた味覚を持つ人達は、
普通の人に比べて、とても敏感。
余計に評価が厳しくなるのでしょう。

私はというと、「DPIM!」とか言われたら、いったいどんな味だろう?と思って
余計、好奇心を持つタイプかも。
結果、飲んだ後に「PIMR〜」となってしまうのですが(笑)。

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楽しいホリデー・シーズンをお過ごし下さいませ♪
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2007/12/22

フレンチランドリー☆オープンハウス  生活雑記

郵便箱の鍵が一つしかないので、
我家の郵便箱チェックは、夫の役目。

ある日の夕方、いつものように郵便物を持ち帰った彼、
“I got one for you, one for me. ”と、
ニコニコしながら封筒を差し出した。

なんだ、私のは電話の請求書かぁ、と思っていたら、
“I think you rather have the one for me!”
と言って彼が見せたのは、フレンチランドリーのオープンハウスへの招待状。
ムカツクやっちゃ!

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こんなやり取りから1ヵ月後の今月なかば、
寒い中をワインカントリーへ足を伸ばして来ました。

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入り口で名前を告げるものの、案内の方は名簿でチェックしているわけでもなく
誰でも入れちゃうのでは?という思いが頭をかすめたのは私だけ…?

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まず出迎えてくれたのは、人気のサーモンの前菜。

レストランの中は、席が一切取り払われて、各所にパテ系、デザート系などの
ステーションが並んでいた。2時ごろ行ったけど、メチャ混み。
大好きなトリュフ塩のポップコーン、柔らかビーフのサンドイッチを堪能。

人ごみに疲れて見つけたのは、この日のパーティに華を添えていた
地元の少年少女合唱団の控えテント。
引率者の先生と話が弾み、聞いたところによると名古屋を初め、東京でも公演したとか。
その他、中国やヨーロッパも廻っており、来年はアフリカに行く予定だそうです。

あまりにも混んでいたので、
バブリーを1杯頂いて、早々に退散。
この日の記念は、トーマス・ケラー氏との写真…かな。
往復3時間かけて、タダご飯。
Was it worth driving?

クリックすると元のサイズで表示します デザート・ステーション
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2007/12/21

12月はパーティ・タイム  生活雑記

街では、あちこちにツリーやイルミネーションが登場して
クリスマス一色。
ここかしこでパーティ・タイム☆

普段、サンフランシスコを初め、ベイエリアの女性で
ドレスを着て、派手なメイクを施した人は、あまり見かけない。
多分、夏でも夜になると寒くなるという気候のせいもあるし
それに、強くて、ナチュラル志向の人が多いからかな?
…なんて、勝手に分析している。

そんな中、ベイエリアのブログ仲間、
christyさん、shina_phooさん、ギャブゥさんが、
ドレスアップして、夕食会をなさったと言う記事を読んで、
おぉ〜、楽しそう♪と思っていたところ、
先日、夫の元上司でレストラン評論家、
マイケル・バウアー氏主催のパーティがあった。
御三方に触発され、せっかくの機会だから…なんてつぶやきながら、
自分も久しぶりにブローチなどをつけてみた。

この夜饗されたメニューは、バウアー氏のブログに載ってます☆

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さて、夫Blakeは夏にクロニクル紙を退社後、
フリーランス・ライターとしてワイン記事を書きつつ、
友人とワイン関連の会社を立ち上げるべく、現在着々と準備を進めている。
会社の正式発足は2008年1月1日。
来年はどんな年になるのか、今から楽しみです☆
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2007/12/20

ワインの殿堂 Vintners Hall of Fame 2008  ワインなイベント

最近、週末になると夫が、いそいそと出かけて行く。
何か怪しいぞ…?

行き先は…
CIA!?
アメリカ中央情報局!?


…CIAはCIAでも、Blakeが出掛けていった先はCulinary Institute of America
カリナリー・インスティテュート・オブ・アメリカは、全米に展開する料理学校で、
未来のシェフを目指す人々が、日々修行を積んでいる。

さて、ナパにあるCIAで、週末に何が行なわれていたかというと、
Vintners Hall of Fame 2008 (「ワインの殿堂」とでも訳しましょうか)の選定会。
集まっていたのは、ワイン記者と関係者の面々。

今年初めに、第1回Vintners Hall of Fameが発表されたけれど、
栄光に輝いたのは、既に土にかえられた人ばかり。
唯一健在のR.モンダビ氏は、初めから選ばれる事が決まっていた、特別枠。

Where are the wine icons of today?
Where's the fun?
Hall of Fame decisions should be fun.
(07年3月9日、SFクロニクル紙に載ったBlakeの記事より抜粋)

「これじゃぁ、つまらん!」と、Blakeの辛口の筆が火を吹いた所、
じゃぁ、どうすれば面白くなるのか実際にやってみてよ!!と、
CIAから、今年の選定会の議長に指名されてしまったのだ。

よ〜し、やったろうじゃないかぁ!ということで立ち上がったBlake。

これまでの流れとしては、集まった選定委員たちが、
アメリカのワイン界に偉大な業績を残した面々をピックアップ。
先週末に、喧々諤々の会議の結果、
ジェネラル(一般)の枠30名、パイオニアの枠10名が絞られた。
そして最終的には、約80名の全米ワイン記者による投票で、
ジェネラル5名、パイオニア2名が、来年早々に発表される。


But where's Ridge winemaker and CEO Paul Draper?
Wine consulting star Helen Turley?
The original Judgment of Paris tasting winners, Mike Grgich and Warren Winiarski?

「リッジのワインメーカーでCEOのポール・ドレーパー氏は?
ワインコンサルティングのスター、ヘレン・ターリー氏は?
パリス・テイスティングの勝者、マイク・ガーギッチ氏とワーレン・ウィニアスキ氏は?」
…と、Blakeが紙面でほえていたけど、この中から
果たして選ばれる人がいるのか!?

来年の春に開かれる、受賞者お祝いパーティでは、
(偉大な方々のお写真のみでなく)
壇上に、元気で活気にあふれた笑顔とスピーチが見られそうです。
乞うご期待♪


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2007/12/19

FLタンパ周辺、キューバ料理  旅行

フロリダへ行ったら、楽しみなのがキューバ料理。
なかでもお気に入りなのは、昔ながらのスタイルを保つ店。
やはり、キューバ料理の魅力は、味と安さですよね。

まず、タンパに着いた途端に向かったのは、
La Teresita (ラ・テレシータ〜♪巻き舌調)
キューバ料理の老舗であるこの店、テーブルがコの字型になっていて、
それぞれのコの字の中に、担当のウエイターさんがいるという
とっても機能的なつくり。

庶民的な雰囲気で、ブラックビーンとイエロー・ライスは
たしか$4ほどの安さ。(昔は$2ほどだったそうです。)
私達のお気に入りは、イカ・チャーハン。
キューバン・サンドも$5ちょっとだったはず。
二人でお腹いっぱい食べても$15ぐらいと、お財布に優しい店です。

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もう1つ、Hugo’s Spanish Restaurantもご紹介。
先日載せた、バーンズ・ステーキ・ハウスの斜め向かいにあるのが
やはり昔からの伝統的なスパニッシュ&キューバ料理の店、Hugo’s。

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壁の飾りなど多少の変化はあっても、雰囲気は昔ながら変わらずとのこと。
値段もとってもリーズナブル。
ポークサンド($6ぐらい)は、二人で分けて丁度いいくらいの大きさ。
柔らかくてジューシー、とっても美味でございました☆

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数年前、タンパを訪れたのは、Blakeの親友の結婚式に出席するため。
彼女が式を挙げたのは、Ybor City(イボー・シティ)。
その昔、葉巻産業に従事するキューバ移民たちが作り上げた街で、
レンガつくりの建物が、歴史を感じさせてくれます。

クリックすると元のサイズで表示します Ybor City

現在は、もっぱらナイトシーンで活躍してるみたい、平日昼間はガラガラでした☆
ここでもランチしたのですが、場所を忘れてしまいました。
(一番人が多く入っていたレストランに、ふらっと立ち寄っただけなので記憶に残らず。)

寒い冬に、やはりフロリダの暖かさは魅力的でした♪

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最後になってしまいましたが、今回のフロリダ旅行の移動地図☆
オーランド → クリスタルリバー → タンパ
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2007/12/17

世界一のワインリストを誇るレストランBern’s Stake House  旅行

フロリダのタンパは、夫Blakeの古巣。
なので、今回の旅行では、もっぱら昔からある懐かしいレストランを訪ね歩いた。
そんな中、私が心待ちにしていたのは、Bern’s Stake House。

ワイン・カントリーへのアクセスが近く、飲む人の評価も厳しいベイエリア(SF)では
小さなレストランでも、そこそこのワインが置いてある。
一方、フロリダ州では、最近までアルコールへの規制が厳しかったようで
こちらのベイエリア(Tampa)は、開発の余地が充分にある様子。

でも、Bern’s Stake Houseは、特別。
おそらく、レストランとしては世界一のワインリストを誇る店。

数年前に亡くなった先代がワイン好きで、世界各地からせっせと集めたコレクションは
膨大な数にのぼり、セラーに眠るのは6,500種類以上とか。
それも、1900年代初頭のワインとか、100年以上の前のマディラとか
ちょっとそこらではお目にかかれないシロモノが、ずらりと並ぶ。

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Blakeは席に着いた途端に、ソムリエ氏と熱心に会話。
面白かったのが、Bern’sのソムリエ氏がパリのタイユバンに行った時の話し。
身分を明かさずに、「素晴らしいリストですね」と誉めた所、
「いいえ、Bern’sの方が多いようです。そのレストランは、
なんとフロリダにあるんですよ」と言われたとのこと。
パリでもNYでもなく、タンパ…。確かに、意外に思う人は少なくないかも。

最近ではシーフードやベジタリアンのメニューも充実してきたものの、
やはりステーキがメインとあり、こだわりの肉や、焼き方(料理法)が楽しめるので、
めったに牛肉を食べない私達も、この夜ばかりはステーキを注文。
友人の奥方は、サーモンを注文した。

「前菜は、フロリダ名物ストーン・クラブ(蟹)とステーキタルタル、
メインはステーキとサーモン。ワインの予算はこのぐらいを考えて入るのだけれど
何がお勧め?」と聞いたところ、ソムリエ氏が選んでくれたのは次の2本。

1996 Domaine Des Baumard Savennieres (白)
1990 Domaine Jean Grivot Nuits-St- Georges (赤)

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Grivot ’90 は最後の一本を、探し出してきてくれたそうで、美味しくいただきました
頼まなかったのに、記念用にラベルにしてくれました☆


Bern’s、外観は変哲の無い白い四角い建物なのですが、内装が
目が点になるくらい、ド派手。真っ赤な入り口を始めとして、
いくつかある部屋は、それぞれ雰囲気が違うので見て廻るのも楽しいかも。

食事の後は、希望者にはキッチンやワインセラーのツアー付き。
寒〜いセラーの中は、思わずヨダレたらたらの、年代物のワインが眠っていて
あんなに寒くなかったら、いつまでも居たいのに…と思いました(笑)。

さて、ミニツアーでちょっと運動した後は、2階のデザートルームへ。
ここはヘンテコ(?)なブースで区切られていて、
心置きなくプライベートな会話が楽しめる場所。

こちらで楽しんだのは、デザート3種と
1898 Henriques & Henriques Bual (1.5 OZ / $39) マディラ
1961 Domaine de St. Aubin Bas (1.5 OZ / $29.50) アルマニャック
1969 J.T Pinto de Vasconcellos, Moscatel de Setubal (1.5 OZ / $6)
モスカトル・デ・セトゥーバル(ポルトガルのお酒でポートみたいな感じ)

100年以上眠っていた美味しいお酒と、久しぶりに会った友人達との会話。
(ご一緒したのはBlakeの大学時代の同級生夫婦☆)
あっという間に夜はふけたのでした。

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レストランの客層は年配の方から、若い人まで様々。
服装は、ドレスアップしてる人も、カジュアルな人もそれぞれ。
1つアン・クールだったのは、
大学生と思われる数人のグループが、思いっきり酔っ払っていた事。
中の一人は食事が運ばれてくる前から、正体も無く眠りこけてるし、
残りの面子は、ワインをおもいっきりテーブルにこぼして、それでもまだはしゃぎまくり。
よく見かける銘柄だったけど、それでも1970年代のワイン。
30年もの間、「誰に飲まれるのかな〜?」って楽しみにしていただろうに
無残にも、テーブルの露と消えてしまった、可哀想なワイン…。
これにはソムリエ氏も、サービス担当のおじさんも苦い顔を隠せないようでした。

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タンパ近郊で、希少なワインをお探しの方は、
Bern's Fine Wines & Spirits に行けば、面白いワインに会えるかも。
マークアップは、他の店に比べて少々高めですが、品揃えが豊富。
ベイエリア(SF)でもなかなか置いてないようなワインが
何気なく置かれていたりするので、眺めているだけでも楽しいです。
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2007/12/15

FLクリスタルリバーでマナティと泳ぐ  旅行

ウエスト・インディアン・マナティは、灰色の身体をした、水中に棲む哺乳類。
大きいものでは4メートル、3,000ポンドという巨体ながら、
とってもおとなしくて、人なつこくって、可愛い動物。

海水と淡水を行ったり来たりしながら、一日中海草や水草を食っちゃぁ寝るという
おいしい生活をしながら、フロリダ周辺などの暖かい海域に生息している。

クリックすると元のサイズで表示します カメラに向かって今日は♪

でも、動きがとっても遅いため、モーターボートのスクリューや
釣り糸、釣り針などで傷つきやすく、場合によっては死に至ることも。
現在、保護動物となっており、あちこちに保護区が設けられ、その周辺では、
ボートの速度規制などが敷かれているし、ボランティア等の監視も常時行われている。

ただ残念なことに、“自分よければ後はかまわず”精神の持ち主が
“比較的”多いフロリダでは、ボート速度規制の廃止の是非などを巡り、
紙面がにぎわっている様子。
(ベイエリアの場合は、規制が厳しくなっても、甘くなる事は、まず無い気がする。
動物愛護運動とか、自然保護運動が、とっても盛んだもんね。バークレーでは、
木を守るために木上生活までしちゃう活動家もいるぐらいだし…☆)
ちょっと余計に時間がかかっても、いいじゃぁない。
マナティにだって生きる権利があるんだから、共存しようよ〜。

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さて、なるべくなら自然のまま、邪魔せずにそっとしておいてあげたい…と思いつつも、
マナティと一緒に泳いでみたい!という誘惑に抗し切れず
クリスタルリバーのBird’s Under Waterという、ダイブセンターも兼ねた
ショップにツアーを申し込んだ。

1989年からCrystal Riverでマナティ・ツアーを提供しているこの会社、
事前に、どのようにマナティと接するべきか、マナーを徹底的に叩き込んでくれる。
大声でわめかない。フィンで水音を立てない。
彼等を驚かせないように、極力、静かに、静かに行動。
マナティに自分から近寄ったり、追いかけたりしてはいけない。
あくまでも、人間は受身。
そして、いったんマナティが興味を示して寄ってきたら、
どのようにして、わきの下をくすぐってあげるかと喜ぶのかも、教えてくれる。

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わきの下辺りをくすぐってあげると、気持ちいいときは、「もっと〜」といいたげに
くるんとひっくり返って、お腹を上にするのが、とっても可愛い。


集合は、朝6:15分。
ダイブセンターで5mmのウエットスーツとマスク、フィン、シュノーケルを借りて着用。
マナティと接する時の注意点を、口頭とビデオで確認。
保護区では、カヌーに乗ったボランティアがツアーボートを監視していたけれど、
時には心無い観光客がマナー違反をし、残念ながら、諍いが起きる事もあるそうです


7時ごろに、いよいよショップを出発。
水辺にあるので、すぐ目の前のデッキからボートに乗り込む。
ご一緒したのは小学生と両親の5人家族と、一人旅の女性、そして私達の計8人。
用意されていたドーナッツやコーヒーを手に、ブレイクの世界放浪旅行の
ゲテモノ食物の話で盛り上りながら、ゆっくりゆっくり進む事15分ほど。

川と海が接する辺りに設けられた保護区に到着。
保護用に張られているロープの10メートルほど先でボートを止めて、皆静かに水の中へ。
この日、外気はとっても寒かったのだけれど、そんな日の方が
暖かい河口の水を求めて、マナティが集まりやすいとの事。
確かに水の中のほうが暖かい!

ちょっと透明度の悪い水中を、マナティはいないかな?と
きょろきょろしつつ、ぷかぷか浮いてること2、3分。
やってきました〜。
小さな、でもBlakeと同じぐらい(6フィート)か、それ以上の子供マナティ。

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カメラを手に、驚かせないように…と思って、ひたすらフリーズしていた私に
「なんじゃこれ?」とでも言いたげに、ちょこっとずつ近づいてきたマナティ☆


ブレイクと私の間を行ったり来たりしながら、15分ほど遊んでくれた可愛いやつ。
マナティは哺乳類なので、5分〜10分おきぐらいに水面で息をするのだけれど
目の前スレスレに顔を近づけてきて、思いっきり鼻の穴を開いて
「フウウゥゥゥ」みたいな音を立てて息をする姿に、もう感動〜!

クリックすると元のサイズで表示します Blake☆

ブレイクは以前、ダイビング・ギアを背負ってマナティと泳いだのだけれど
彼らはダイバーのたてる呼吸音が嫌いみたいなので、基本的に海の底で静かに見守る感じ。
シュノーケルの方が、より間近にマナティと接する事ができるようです。

彼らはボートから下がっているロープをかむのが大好きみたい。
常時5,6匹のマナティがロープの味を堪能していたので、水の苦手な方も
ボートのロープにぶら下がっているだけで、間近に彼等を見ることが出来ます。
(時には、マナティと押し競(おしくら)饅頭状態になって、嬉しい悲鳴…。)

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場所を変え、もっと水がクリアなSpringのある場所へ移動して
再び遊んだ後、11時にショップへ帰還。

他では、もっと遅い時間のツアーもありますが、
Bird’s Under Waterの早朝出発のいいところは、
人間の数に対して、マナティの方が多い事。
また、朝早くてマナティにとっても人間と遊ぶ事が新鮮なのか、
向こうから積極的に近寄ってきて、いっぱい遊んでくれます。

朝早いので、ショップから徒歩3分のBest Westernに宿泊するのがお勧め。
(Best Western Crystal River Resort 1-800-435-4409
614 NW US Highway 19, Crystal River, Florida)
ボートには、簡易トイレがあり、そこで着替えも出来るのですが
シャワーは無いので、ホテルが近い方が、何かと便利だと思います。

Bird’s Under Waterではビデオを撮ってくれますが、
DVD($40)はとても良い記念になりました♪
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