2008/8/27

ミステリアス・ボトル  目にとまったワイン話

Q:私は誰でしょう?

ヒント1.誕生日は1973年です。

ヒント2.カリフォルニア生まれのシャルドネです。

ヒント3.パリに旅行して、とっても有名になりました。

答え:じゃ---ん♪

1973 Chateau Montelena 
シャトー・モンテリーナのシャルドネです。

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このボトル、Blakeが先日NapaのCIAに行った際、
特別にセラーから出して見せてもらったそうです。
右上の文字はワインメーカー、マイク・ガーギッチ氏のサイン。

これ、ナパとアレキサンダー・バレーの葡萄の、ブレンドだってご存知でしたか?
ナパとソノマの境界に位置するPrideや、Schramsbergの両者以外には
ちょっと見かけないブレンドです。
(両方とも大好きなワイナリー♪美味しいですよね)

恐らく、飾られたまま年を重ねていくであろう、歴史的なワインボトル。
今頃セラーの中で、どんな夢を見ているのでしょうか…☆

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このボトルをホールドしているのは、Blakeの手☆
彼のコメントは、こちらのブログをご覧くださいませ♪

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2008/8/24

Family Winemakers of CA Tasting 2008  ワインなイベント

楽しい時間は、あっという間に過ぎていきます。
とってもいい天気だった、日曜日のサンフランシスコ。

フォート・メイソンで24日(日)・25日(月)と、2日に渡って開かれている、
ファミリー・ワインメーカーズ・オブ・カリフォルニア
Family Winemakers of California Tasting 2008に行って来ました。

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Fort mason Center 遠くに金門橋が望めます♪

400以上のワインメーカーが一堂に会して行われるこのテイスティング・イベント、
一般参加は今日だけで、明日の月曜日はトレード関係者のみ参加できるようです。

あまり一般の方には宣伝が行き渡っていないのか、ZAPほどには、混んでいませんでした。
ZAPよりお得だと思ったのは、有名無名あわせた様々なワイナリーの、
御自慢ワインが、各種楽しめるところ。
(ZAPだと、名の通り、ジンファンデルだけですものね☆)

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個人的に、この日の勝者は、この二本でした♪

Stonestreet Christopher’s Cabernet Sauvignon
Alexander Valley


香りが際立って美しいのが特徴。
いままでこんなに素敵な香りのカベルネって、出会ったことないような気がします。
ブラックチェリー、ココア、ラズベリーの香り。
それにハイビスカス・ティーがほんのり添っています。
味も、上品でバランスがいいワイン。
とにかく香りにノックアウトされたカベルネです☆

ブースの方の説明によると、Christopher’sはかなり高所にある葡萄畑だそうです。

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2005 Twomey Merlot
Napa Valley / $65前後


ブラックベリー、チョコレート風味のとってもエレガントなメルロー。
カベルネで有名なシルバーオークの創設者Duncan氏が、
メルロー造りに主眼を置くために創立したのが、このTwomey Cellars
ナパのソーヴィニョン・ブランとロシアン・リバーのピノも作っているようです。

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酔い醒ましに、建物の外にでて、風に当たりながらアルカトラズ島を眺めるのも一興です☆

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2008/8/21

チョコレートなリップ♪  日記

ベイ・エリアで見つけた、とっても美味しいリップをご紹介♪
Ganache for Lips

そもそもこのシリーズ、Blakeがナパに出張に行った時に、見つけたリップクリーム。
1時間半も屋根なし車で乾燥した風の中をぶっ飛ばしたら、唇がガサガサ。
さすがにこれ以上放っておいたら血みどろか…と思いながら
Dean & Deluca に入ったところ、見つけたというシロモノ。

その後Fillmore St. にあるチョコレート・カフェ
Bitter Sweetに、チョコ入りコーヒーを飲みに行ったところ
2種類を発見し、早速チョコミント味 ($4) を買ってみました。

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チョコ味が、なかなかヤミー♪

その後、フェリープラザの中にあるチョコレート店でも発見。
でも、値段は$5とマークアップ高めでした。
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2008/8/14

ワインな映画 ☆ ボトルショック ウソ?ホント?  映画

ボトルショック(Bottle Shock) は、カリフォルニア・ワイン・ファンならご存知、
1976年パリスの審判を題材にした映画。

その昔、フランスのワイン品評会(Paris tasting)で、
ボルドーを押さえてスタッグス・リープのカベルネが、
また、ブルゴーニュの白を押さえてシャトー・モンテリーナのシャルドネが、
それぞれ“1番”に輝きました。
カリフォルニア・ワインが、世界的に高い評価を得た瞬間でした。
そのニュースを世に知らしめたジョージ氏は、当時タイム誌のビジネス記者。
この物語を映画化したのが、「ボトルショック」です。


映画のタイトル、“ボトルショック”と言う言葉。
消費者にとっては、店で買ってから自宅に運ばれるまでの間に、
ボトルに与えられる衝撃…という感じで使われるのが一般的でしょうか。

ワイン業界では、ボトリングの際にこの言葉を使います。

ワインをボトルに詰める時、一旦タンクやタルの中で沈殿していた固形物が、
どうしても舞い上がって、ボトルに入ってしまいます。
どんなに素晴らしい機械を使っても、そもそも大本である葡萄が固形物で、
それをクラッシュして作られるのがワインなので、これを防ぐのは不可能。
ファインワインの中には、ボトリング後、数ヶ月ねかせてから市場に出すものもあるほどです。

映画の中の“ボトルショック”は、このボトリングの際に
モンテリーナのシャルドネが濁った…という逸話から来ています。

さて、ここから先は、史実と脚色の違いについてコメントしたいので、
映画をご覧になっていない方、内容について事前に知りたくない方は
ここでさよならです〜☆
映画を楽しんだ後、よろしかったらまた遊びに来てくださいませ〜♪


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ここから先は、ネタばれの世界。
引き返したい方は、今のうちです〜〜〜★


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映画ではかなり大きな存在だった、ワインメーカー助手のグスタボ (Gustavo)。
「プラーネット・テラー(グラインドハウス)」のEl Wray役の
フレディ・ロドリゲスが演じています。

事実は、当時の中心ワインメーカーは、マイク・ガーギッチ氏。
グスタボは、76年にワイン造りに携わり始めたばかりの、いわば1年生でした。

でも、マイクとシャトー・モンテリーナのジム・バレット氏との確執を思えば
マイクがこの映画に登場することを善しとしないことは、見え見え…。
なので、映画の中で、グスタボが実際より大きな役割を担ってしまったのは、
しょうがないと言えば、しょうがないかもしれません。

30年後の再対決での連勝祝いにも、ジムは呼ばれたけれど
マイクは呼ばれなかったようですし…☆


グスタボはその後ガーギッチ・ヒルズで23年ワインメーカーを勤め上げた後、
96年に自らのワイナリーGustavo Thraceを立ち上げました。

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メキシカン・アメリカンとして、努力して大成したグスタボ氏☆

さて、バーテンダー役は、TVドラマ「バフィー(Buffy the Vampire Slayer)」で
フェイスを演じたEliza Dushku。

劇中、彼女が用意したブラインド・テイスティング用の3本のうち
最後の一本は、20世紀最高ワインの筆頭にあげられる逸品。
Ch.シュバル・ブラン 1947年!!!
果たして事実か否かは不明ですが、バーに置いてあるかなぁ?かなり疑問。
$50は、当時としては、かなりの金額です。

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パリス対決の場をセッティングした英国人の、スティーブ・スパリエ氏は
彼の劇中での描かれ方が、気に入らなかったようです。

製作側は、彼のセリフにはとても気をつけて作っており、後で裁判沙汰…なんて
ことにならないように、実際に彼がどのようなコメントをしたのか
細心の注意を払って調べ上げたようです。(プロデューサー言)

演じているのは、ハリポタではプロフェッサー・スネイプ役で登場した
アラン・リックマン(Alan Rickman)。
スノッビーな英国人紳士役で、いい味出していました。

スティーブ氏、アラン・リックマンが彼を演じているのだから、
喜んでも良いのに…なんて、リックマン・ファンは思ってしまうのでした(笑)。


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さて、彼が美味しいカリフォルニア・ワインを探すためにナパ巡りをするシーンで、
テイスティングの後にお金を払っていましたが、
ひょっとしてあれが初めてのテイスティング・チャージかな?

今では、なかなかの料金をふんだくってくれるナパのワイナリー、
昔はよかった…てね☆


スティーブがパリにナパ・ワインを持ち帰るとき、機内持ち込み制限があったため
乗客のみんなに呼びかけて、ワインを1本ずつ持ってもらったのは本当の話。
でも、お願いしたのはスティーブ自身で、モンテリーナの息子ボーが
自らワインを2本空港まで持参して盛り上がったあの場面は、作り話。

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そのボーが恋に落ちた、サム役。
彼女は架空の人物で、映画の中だけの存在。

当時、アメリカには既に女性ワインメーカーが存在しましたが、
男性が作り手の中心であったヨーロッパでは、なかなか考えられない話かも。
そう意味では、新大陸のワイン・カントリーは、女性にとっては活躍しがいのある場所でした。
(Q&Aで、プロデューサーは、70年代には女性のインターンはいなかったと言っていましたが、
既に活躍している女性が、(モンダビだったかな?)いらっしゃいました☆)

ワインメーカーと言う職業。
今でも、ラットと呼ばれる新米時代は、重いものを持ったり、
かなりの肉体労働が伴うので、女性にとっては大変ですが、
一旦ワインメーカーの地位まで上がれば、女性であることが
利にはなっても、害にはならないようです。

そうそう、ワインメーカーのグスタボは、とってもシャイないい人で
劇中で彼がサムといい感じになった場面を見て、
「私が?インターンの女性と??」と、照れていたそうです。


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さて、映画の中で大きな転機となる、ボトリングの際にシャルドネが茶色に変色する話。
タイトルの「ボトルショック」。
劇中でUCデイビスの教授役が、「起こりうることであり、普通、数日で元の色に戻る。」と
説明しています。

しかしマイク・ガーギッチも、スティーブ・スパリエも
そんなことは起こらなかったと、これを事実とは認めていません。
この逸話を巡ってモンテリーナのジムとマイクは今も闘っています。

同教授の「完璧なシャルドネの証拠」という台詞はまゆつばものです。
そもそも「完璧なシャルドネ」なんて定義があるのかな?
人それぞれに味覚が違うので、主観的な価値ですよね。


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パリスの審判となった会場は室内。
映画では上のように、美しい屋外に設定されていますが、
当時の写真を見た人は、あ〜〜!作ってる!って、すぐわかりますよね。

それに、ボーはパリの審査会場には行っていないんですね〜。
なので、みんなで集まってボーを選出して、カンパ…は作り話です。
まぁ、映画はドラマチックに作らなきゃならいのでしょうがないのかな。

この映画は独立系なので、公開直前まで、資金不足に苦しみました。
プロデューサーは、ナパのワイナリーにも声をかけたようですが、
「彼らはいわゆる、ファーマーで、撮影に協力はしてくれたけれど
出資はしてくれなかったわ」との事でした。

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さて、なかなか好青年に写った「サーファー」のボー。
彼の奥様は、スクリーミング・イーグルで有名なワインメーカー
ハイジ・バレット女史なんですって〜☆

この映画の大きな魅力に、美しい風景があげられますが、
70年代当時のナパは、現在のような灌漑用システムが普及していなかったため
ヴィンヤードの風景は、当時を知る人間にとっては映画とちょっと違っているようです。
ワイヤーの有無とか、見る人が見ると一目でわかるようですが、
一般の視聴者である私たちは、気にならない差ですよね☆

でも、ディレクター曰く、バーで俳優たちがハイ・ファイブをするのは
さすがに止めさせたとか…(笑)。


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実際のジムとボーの親子、なかなか微妙な関係みたい。
「ボーはとっても良い人、そしてジムは癖があるわね…」
と、プロデューサーが話していました。
(彼女はBlakeの記事の愛読者だそうで、いろいろ話してくれました。大感謝♪)

作品中何度か出てくるジムとボー親子のボクシング・シーン。
あれは作り話。
ボーは、サーフィンはしたけれど、ボクシングは嗜まなかったみたいですね。

さて、この映画がSFで封切される2週間ほど前、7月22日に
ボルドーのシャトー・コスデストゥネルがモンテリーナを買収したという
ニュースがナパを騒がせました。

面白いのは、このシャトーのボトルが、劇中に登場していること。
始まってまもなく、スティーブがパリのレストランで
ある男性と話すシーンがあるのですが、このとき男性が飲んでいたのが
シャトー・コスデストゥネルのワイン。
一瞬の登場なので、よく見ててくださいね♪
縁とは不思議なものです。

制作費5ミリオンのこの映画、なかなか資金集めに苦労したようですが
奇特な投資家が15ミリオンの援助を申し出てくれた結果、
全米70都市で上映されることになったそうです。

日本にも行くそうですから、お楽しみに♪

かな〜〜り、オタクな内容なのに、最後まで読んでくださった方、大感謝です!!!
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2008/8/11

ワインな映画 ☆ ボトルショック  映画

霧の夕べ、ワインな映画を見に行ってきました。

ボトルショック(Bottle Shock) は、カリフォルニア・ワインのファンならご存知、
1976年パリスの審判を題材にした映画。

その昔、フランスのワイン品評会(Paris tasting)で、
ボルドーを押さえてスタッグス・リープのカベルネが、
また、ブルゴーニュの白を押さえてシャトー・モンテリーナのシャルドネが、
それぞれ“1番”に輝きました。
カリフォルニア・ワインが、世界的に高い評価を得た瞬間でした。
そのニュースを世に知らしめたジョージ氏は、当時タイム誌のビジネス記者


この物語を映画化したのが、「ボトルショック」です。

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私的感想は、「面白かった♪」

前評判はイマイチだったし、地元SFの映画評も厳しいもの。
私自身、あれもこれも事実でない…という
粗探し的な好奇心で見に行ったのだけれど、終わってびっくり。
ワイン映画としては、とっても面白いじゃない!と思いました。

ワインが好きな人が楽しめる映画に仕上がっているのは、
おそらく、ワインそのものの扱い方が正しいから。
サイドウェイもそうでした。
それだから、ローリング・ストーンズ誌の映画評論家は
好意的だったんじゃぁないかな?

うがいをするみたいに右でブクブク、左でブクブク、ゴクンと飲み込んで味見完了…とか、
スピッツ・バケッツの使い方を知りたい方には、良いお手本です☆

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ワインカントリーの風景がとっても綺麗で、その美しさには、ため息が出ました。
プロデューサーによると、ソノマで80%、ナパで20%の撮影が行われたそうですが、
広がるヴィンヤードを見てるいだけで思わずうっとり…
音楽も、映画によく合っていました。
この映画は、是非、大画面で見ていただきたい作品です。

ストーリーは、事実とは違って、映画のために脚色された部分が
多々ありましたが、違いを探すのが、逆に面白く思えたほど。
総体的に、楽しめる作品でした。

キアヌ・リーブスが出演していた、最後に葡萄園が火に包まれて云々…という映画
ああいうのに比べたら、よっぽどワインカントリーがまともに扱われています☆
(このスクリーンライターは、ボトルショックのライバル映画に携わっているようですね。
そもそも完成するのか危ぶまれていますが、観客にとっては、面白そうな競争です。)


私たちが見に行った夜は、サンフランシスコでの上演2日目ということで
プロデューサーが会場でQ&Aに応じてくれ、そういう意味でも楽しめました。

次回は、映画の中の出来事、ウソ&ホントについて書きます♪

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2008/8/1

バラのアイスクリーム  日記

8月というのに、朝晩は肌寒いぐらいのサンフランシスコ。
たぶん夏の期間では、8月の平均気温が一番低いかも。
大体18度前後ぐらいです。

そんな寒さにも負けず、最近はまっているのが、
バラの味のアイスクリーム。

先日NYタイムスでも取り上げられたけれど、
近所のバレンシア・ストリートには、ヒップなお店が並んでいます。

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見た目はちょっとよごれた感じで、ノブヒルや、パシフィカのような
おしゃれな場所とは対極かもしれません。
でも、このロー・キーさに味があって、ボヘミアンに愛されているのかも。

ちょっと見回しただけでも、レストランだったら
最近できたばかりのBeretta、NYタイムスで取り上げられたSpork
南インド料理をおしゃれにアレンジしたDosa
大好きな、ローキーな、でも二つ星のRange
外から見ただけではよくわからない、怪しげなレストランBar Tartine
コーヒー通のボヘミアンがたむろしているRitual Coffee Roasters
そのほか、コンビーフサンドが美味しいアイリッシュバー、フェニックス。
手づかみで楽しむエチオピア料理のCafé Ethiopia
実に様々なレストランが、4〜5ブロックに集中しています。

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噂に聞いたところでは、ツアーバスの中には、この通りを探索するコースもあるとか☆

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ストリート・アートを鑑賞する観光客☆

そして冒頭の、薔薇のアイスクリームが楽しめるのが、Bombay Ice Cream
お隣はインドの民芸品やサリーなどを売っているショップ。

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頻繁に内容が変わるみたいで、過去3回行ったのですが、
3種類のローズ・アイスに遭遇しました。
その他にも抹茶味、ライチ味、また聞いた事もない風味のアイスが
常時40種類ぐらい楽しめます。

夜遅く、10頃まで開いているのですが、バー帰りにアイス食べてる人を
よく見かけます☆
(バレンシア通りには、バーがゴロゴロしてます)

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かなりロー・キーで、先進国っぽくない雰囲気☆
でもフードネットワークとかにも取り上げられた、エキゾチックなアイスがいっぱいです♪

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