12/23(土)
●『君を忘れない』 RL:ゾヲンさん
昨日はサバト会でゾヲンさんオリジナルシナリオ「君を忘れない」をプレイ。
シナリオは神業による力技だけでは解決できない、PLのロール力を問われるシナリオで、すごく苦くてすごく美味しい、味のあるアクトでした。
RLのゾヲンさんはよくこんなシナリオを書けるなぁ、と感心しました。でもアクトトレーラーは酔った勢いで書いたらしく、素面で読むのは恥ずかしいそうです(笑)
◇1枠:”Burnt Out Detective”マルコ・グラッソ (フェイト◎●・カブト・カブト) たんたんさん
正義に燃え、信念に燃え、スタイルを貫いたが故に、”燃え尽きて”しまい己が進む道を見失ったフェイト。
たんたんさんのキャストは渋みのある大人のキャストで、本当にこのシナリオにあっていたと思います。こういう大人ロールできる人は見ててすごいカッコいいと思います。
プレイ中はゾヲンさんの狙い通りにすごく悩みながら道を探していました。《真実》で開示したい情報が沢山あったり、明かしていい情報と駄目な情報があって合流のときに秘密にしなければいけなくなったり、すごく難しい枠だったと思いますが、全編に渡ってかっこよかったと思います。
◇2枠:“魂響” 玲司・ウィングフィールド(カブキ:アーティスト◎・カリスマ●・クロマク) KO1さん
元ストリートキッズのロックシンガー。その圧倒的な歌唱力とカリスマ性には定評がある。
シナリオのもう1人の重要ゲストと絡む立ち位置で、最初はPC1のたんたんさんをニヤニヤ見ていたら、いつのまにかKO1さんもアワアワしてました(笑)
キャストの玲司さんはもう初老といってもいい年なのに、元気いっぱいで、それでいて年齢を重ねた重みのあるカッコいいキャストでした。
あとマネージャーさんのロールをたんたんさん共々楽しませていただきました(笑)
◇3枠:“灰色頭”スィンザ=アタケ (ニューロ◎・カブトワリ・アラシ:アイアンメイデン●) J
子供の頃から傭兵をやっていたが、アルカナム戦争最終戦において大怪我をして義体化したために、リハビリもかねてN◎VAで養生しているアラシ。
今回は新造キャストで参戦。もう1人のニューロのシアンでは入りにくそうなニューロ枠と、同時にアラシ枠に出れるように作ったキャスト。
シナリオ中では、まあ1番気楽な位置にいたかな。性格的に他のキャストの抱えてる問題にはあまり首を突っ込まなかったし。実は3枠にはサイドストーリー的なものが用意されていたようで、マップを全部埋めないといけないと気がすまない僕としてはそれを埋めに行きました。そしたら僕にもアワアワな選択肢が登場(笑)
最終的にはそれは正解だったようで、そっちで敵ゲストと絡むうちにそれなりにキャラが固まってきたかと思います。でも義体の乗換えとか登場の仕方とかはもう少し考えないとなぁ。あとウォーカーが出れないときのこととかも。
今回はPLが3人でしたが、他の卓と同じくらい時間がかかっていたので、やはり色々と考えたりして時間を使っていたんだなぁ、と思いました。あと、情報を聞いてからメモしたときに略して書いたせいで少し勘違いが発生してしまったのが申し訳なかったかな。たんたんさんの時間制限も合ってそのへんはちょっと急ぎ足。
でもPC1の燃え尽きたようでまだくすぶる何かを感じさせる熱いロールや、PC2の後輩に対して人生の先輩として接するロールはすごくかっこよかったし、僕のPC3も自分と似ている人間の末路を見てちょっと感慨にふけったり、ととても熱くて苦いカッコいいアクトであったと思います。

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