■アクトトレーラー
ありふれた日常に退屈な日々
誰もが享受しているはずのその平和は
意図的に作られたものだった
きっと次の出会いが戻れない時を思い出させる
どこかであった知らない他人
(知っているはずの本当の自分)
きっと私(僕)はこう思っているはずだ――――
トーキョーN◎VAthe Detonation
「Mystic Human」
可能性なんて言葉で運命を片付けないでくれ
■シナリオスペック
▼必要神業
本シナリオでは≪突然変異≫、≪真実≫を有効に利用することが必要である。
また、これ以外に2枚防御神業がない場合ゲストの即殺神業のみでキャストが死亡する場合がある。
▼主要情報収集技能
本シナリオで主に使用される情報収集技能は優先度順に<社会:N◎VA><社会:ストリート><社会:企業><社会:メディア><自我>である。
▼キャスト間コネクション
『ヒルコ』→『クグツ』→『フェイト』→『カタナ』→『トーキー』→『ヒルコ』の順でキャスト間コネクションを習得する。
矢印の前のキャストが矢印の先のキャストの名前を書く(『PC@』→『PCA』の場合、PC@がレコードシートにPCAの名前を書く)
▼4名以下で遊ぶ場合
このアクトは5名で遊ぶ事を想定しているが、PLが4名の場合『トーキー』か『カタナ』を、3名の場合両方を削除して遊ぶとよい。
この時キャスト間コネクションは削除した枠を飛ばして取得する。
■特記事項
このシナリオは学園ラヴ?コメディタッチのN◎VAである。一部のNPCは通常のイメージとは異なるゲストになっていることがある。
PC1:ヒルコ
学生枠なのでヒルコによってはどう社会と適応しているかRLと相談すること。
PC2:クグツ
篠原郁を可愛がれること。
PC3:フェイト
通常の調査依頼となるが、学生であることが望ましい。
PC4:カタナ
天津征司と特殊な関係になることがある。
PC5:トーキー
潜入するところから始まる。希望があれば必ずしもトーキーでなくともよい。
■シナリオハンドアウト各キャストには以下の設定がつくことになる。RLはプレアクト開始時にこのハンドアウトを提示し、PLとよく相談すること。
・ヒルコ:学生
シナリオコネ:白神 達也
推奨スート:クラブ
キャスト間コネクション:『フェイト』
キミは新星帝都大学付属高校に通うちょっとした秘密を持つ学生だ。学内ではおとなしくしているほうだがそんなキミにも白神達也という友人はいる。ある日彼は話があると言ってキミを屋上に呼び出した。他愛のない悩みだろう。キミはたかをくくって屋上の扉を開け放った。
・クグツ:千早重工後方処理課
シナリオコネ:篠原 郁
推奨スート:クラブ
キャスト間コネクション:『フェイト』
キミは最前線で闘うクグツである。粉骨砕身の意志で仕事をし続けすぎたせいでキミは課長から無理やり休暇を申請させられてしまった。やることがなく途方にくれていた時、キミの目の前に立っていたのは原田珠代という女性だった。M○●N支社長でもある彼女の微笑みにキミは愛想笑いを返してみた…
・フェイト:探偵
シナリオコネ:ルベミューラ・フォウ・サングライズ
推奨スート:スペード
キャスト間コネクション:『カタナ』
キミの事務所に場違いなリムジンで押し入ってきた依頼人がいる。少女の名前はルベミューラ。何でも学園で失踪した友人を探して欲しいとのことだ。法外な報酬でキミは有無を言わさず彼女のお守りをさせられる羽目になった。慣れない学園を舞台に戸惑いながらもキミは調査を開始した。
・カタナ:フリーランス
シナリオコネ:天津 征司
推奨スート:ハート
キャスト間コネクション:『トーキー』
天津征司。その人物の名を聞くだけでキミはうんざりする。殺しの対象だったり苦言を呈する使者であったりする彼はキミにとっては気まぐれな疫病神でしかない。だから本人が直接こうして目の前にいることは最悪を通り越しているのは目に見えている。さて、どんな無理難題が湧いて出たのだろうか。
・トーキー:フリーランス
シナリオコネ:カーロス・マウリシオ・ダ・シルバ
推奨スート:クラブ
キャスト間コネクション:『ヒルコ』
キミにはネタがないときに頼れる友人が傍にいる。それがトラブルメーカーでもあるカーロスだ。いつものバーで発見して話をしようとしたとき彼は真顔でこういった。「学園に潜入する気はないか?」どうやら面白いネタはすぐそこに転がっているようだ。キミは注意深く詳しい話を聞くことにした。

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