わしらの職場における地道な社会貢献の一環として,「『開かれた大学』を目指してご近所の皆様にわしらの職場を見ていただく」場を提供する仕事がある.その一環としてこのところたて続けに「開学記念研究施設開放(要するに見学ツアー)」と「公開講座」で職場の一般公開があり,このような公式行事以外でも,教育研究に支障がない限り大学外からのお客様の来訪が妨げられることはないので,これらの皆様に施設をご覧いただくことも多い.とはいえ,お見せするのは「成果」なので,出し物は野菜ばっかり.成果があがっていないダメ仕事は見栄をはって隠蔽する.当然,gupも見せない.はっはっは.
というわけで,仕事の進展を阻んでいる問題をはやくやっつけて,ひとつふたつ業績にしとかなきゃ,そろそろ継続もヤバいかもしれないなぁ....と思いつつ,片隅に放置したケースで展開される「ありふれた諸形質の再確認」のほうが断然興味深くてモチベーションが高い?!
そういえばこないだ見た観賞魚雑誌で,体躯の背側のシルバーバックが強く,腹側が紺色になるタイプを大々的に特集・宣伝していた.まぁ〜,わしがフラメンコ嬢も赤紫も見たことないうちから,もう別タイプが世間に紹介されちゃって....関東あたりだと現物も拝めるのかなぁ.....ただし,ネガティブなことはあんまり言いたくないけど,あれを上側と下側と呼ぶのはやめてくれないかなぁ.いちおう教員という立場上,生き物好きの子供達には,あれを直感的に「背中側とお腹側」と考える,とか,魚における縦縞と横縞について自然に理解するとか,そういうセンスを身につけておいてほしいのである.
出版関係の皆様,宜しくお願いしますよ.

0