gupだけでなく,ソードテールとかプラティ,モリにヴァリアタスにエンドラ,等々,そしてゲンシャーさん達が追求するようなものとか,様々な卵胎生メダカがいて,それぞれ個性的な魅力にあふれている.
ところで,濃ゆいgup愛好家の皆さんの中にはプラティの遺伝・育種も追求しておられる方々も少なくない.わしはgup飼いであって「その他の卵胎生メダカで仔を採ってイロイロ試してみる」というようなことはやらない....という主旨のことはここで何度か書いている.小川の澱みに生まれ育ち,溜め水やドブ川でも平気なgupと比べ,「川魚」的な性質の強いプラティは体が大きくなって遊泳力があり,低い溶存酸素濃度や急激な水質の変動・悪化には必ずしも強くない.そのため,わしがgupでやっているような飼い方はこの魚には馴染まないと思っているのである.
とはいえ,ある時にビギナー向けコミュニティタンクを立ち上げる機会があり,そのような場合には大きなガラス水槽を置いてフィルタをセットして色々な草を植え込んで,水が出来てから当然のようにネズミ斑のある「ブループラティ 120円」など買ってきたりするわけなのだが....
たぶん,このことはプラティ飼いの皆さんにとっては常識なのだろうが....わしが幼少の頃にはブループラティってヒレが透明っぽかったと思うのだが,まぁ育ってきて何ヶ月か育てたら....背びれが赤いんだな,これが.
青い体側に赤い背びれはよく似合う.昔よりカラフルで良いよなぁ.....コミュニティタンクを仕立てるのに普及種を見ていたら,昔は見なかったような色とかヒレ型を持っていて,あ〜時とともに変ってるんだなぁ,と思ったのであった.
いや,昔も都会では見られたけど九州まで来てなかった,というオチなのだろう.....

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