意味不明なタイトルで恐縮だが,福岡が地元のプロ野球チームの観戦で野球場に行くと,欧系アメリカ人の若い男がマイクをもってうろうろしており,観客インタビューを大型モニタに映し出しつつスポンサーの宣伝をしたり,試合前の先発選手紹介や試合後の選手インタビューで騒いで観客のテンションを上げる,というような仕事をしている.この男はシカゴ出身で来日してもう十年以上になるのかな?MAXさんという名前で活躍している人で,地元のFM放送で朝から「ミナサンッ,オハヨーゴザイMAX!」と,ベタな大声を飛ばしている.
で,この人が野球場でフーセン飛ばしやら花火(ご存知の方もおられようが,福岡yahooドームは屋内なのに天井付近で花火を爆裂させるという『赤い消防車もマッ青』なパフォーマンスをやる)のときに観客をノリノリムードに持ってゆくために,タイトルで書いた台詞を叫ぶのであった.
え?何が言いたいかって?そりゃあれだ.
先日,全国規模・オープン参加のgup競技会としてはひょっとしたら九州ではこれだけかもしれない「コンテスト」が開催された.毎年,博多グッピークリエーターズ(HGC)という団体の主催で,北九州市とか筑豊とか福岡市近郊を会場に行われ,さすがに遠方からはあまり人が来ないのだろうが,送りで出品してもらって,地方でもがんばっているわけであった.あまりご存じない方は「送ったら魚がヘタレて評価が下がるのでは?」と思うかもしれないが,みんな同じ条件だし,そもそもgupは丈夫がとりえ,袋に詰めて宅配される1〜2日間でツブレてしまうような魚では,コンディション良好でも競技会の成績はたかが知れてるだろう(実際,最優秀魚は送り参加の煌びやかなブルーテールだったらしい).今年はわしとこからそう遠くはない熱帯魚屋さんが会場だったのだが,まぁ日曜日でもイロイロ忙しいもので残念ながら様子を見に行くというわけにもいかない.HGCという団体に知り合いがいるわけでもない.それでもせっかく地元のイベントだし,微力(無力?)でも何かちょっとは貢献したいじゃないか.特に,業界の低迷が気になる昨今である.
というわけで,冒頭の台詞に戻る.
「ミンナで盛り上げようZE!」
といっても無理して何かがんばる必要はないだろう.関わる人それぞれが,それなりに無理なくできることを小さなことからコツコツと,ほんの少しだけ手を差し伸べて,それでもきっと何かが起きると思う.
ま〜,すごい無駄に長い前置きだったが,要するに週末に魚を送っといた.わしとこは短尾しかいないので,まぁ,アタマ数,枯れ木も山の賑わい,ということで.
ありゃ,こりゃまた色が薄い,今年のレースはボディカラーがイロイロと載るヤツに照準を合わせて育成を試みたが,こんな薄色じゃダメだね.でも,参加賞というのであろうが,このところ雑誌とかでガンガン宣伝している餌を担いで帰ってきた.
ほぉ,面白い.何かキンが混ぜてあるヤツね?でもわしとこキンギョはいないんだよなぁ.....

0