飛べない豚はただのブタだ....ではなくって
さて,もうずいぶん長いこと取り組んでいてここでは繰り返し繰り返し繰り返し紹介しているネタであるが,gupの蛇紋っていうのは,ざっと見る限り「紅を抑えて」「灰色の蛇紋を育てる」という趣であると思うわけなのである.
「紅を抑える」のところがキイてくるのか,体側や尾に紅が配置されていても消えてしまうか,あるいは色味が悪い.いわゆる「焼ける」というやつだろうか?ところがどうやらこの「紅を抑える」と「蛇紋」はある程度まで切り離してしまえるものらしく,わしとこで「赤許容型」と勝手に呼称するようなタイプも見受けられるのであった.まぁちょっと赤くなる程度なのだが,中には稀に少しだけ紅が強いものも見られる場合がある.
へぇ珍しい.わりと赤いねぇ.で,この赤がどこから来たかというと,これと同胎でコブラヲチのオスがいるのでわかりやすい.
Xリンク,そしてYリンクの一部で,このような紅斑が配置される.そこで,これに上からヘビの網目模様がかぶさっているという感じだろうか?
もう少し赤が強く広範囲だとたいへん楽しみなのだが,どうもこれ以上は望めないようだ.
また,このへんをどう弄ったところで,この系統のベースになっている系統の名残りでどうも絶対「尖らない」もののようで,紅のうんぬんより,むしろそのあたりの理由で先が続かなさそうに思うのである.

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