夜遅くの公共交通機関(いわゆる最終電車とやら)での移動中.退屈だったので,仕事に使わないほうのPCで(もちろん仕事に使うPCは持ち出しに制限がある)BLOG talkに使う画像を物色していた:
すると,隣に座っていたほろ酔いの中年男性(まぁわしから見たらオニイチャン....小さい子がいるお父さんという風合いかな?)がおずおずと発言してきた.
男性 「あの〜,お声をおかけしてすみませんが....これは何というお魚ですか?」
わし 「あ,どうも,えと,あの,ね,熱帯魚で,グッピー,です.」
(実際にお会いしたことのある方はご存じかもしれないが,わしはコミュ障である)
男性 「へぇ〜.それって,あれ?変わった形をしてるんですねぇ」
わし 「(どうやらそういう名詞を知っているらしい)あぁ,それは,えぇ,こんなね」
わし 「えと,あぁ,ふ,ふつ〜のは(しまった,もっと普通の魚の画像を見せればよかったな),こんな,シッポがひらひら,だけど」
男性 「はぁ〜,いろんなのがいるんですね〜(画面をじっと見つづけて)」
わし 「えぇまぁ(黙っていたら話が終わるかな?と思って,待っていた)」
男性 「これ同じ種類でこんなにいろいろ違うんですか?」
わし 「(しまった,イケナい話題だ)え,まぁ,遺伝的な違いとかいろいろあって,そのかけあわせとかで,まぁ....あ,もとの魚はこれに似たような地味なタイプで(しまった,これは野生じゃなくて野良だけど,まぁいいか)」
わし 「で,品種改良とかなんとかで,まぁイロイロと,はぁ」
男性 「ほぉ〜....こういうのって値段が高かったりするんですか?」
わし 「い,いや,高級なのは持ってなくて,まぁこれあたりはちょっとイイ値段だけど」
わし 「他は,よく殖えるし,高価ではなくって....あ,降りますので....」
男性 「あ,どうもすみません.ありがとうござ....(ドア閉まる)」
まったくもう,ありゃやっぱりなんかの熱帯魚愛好家だな?
やれやれ.

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