ギンガ系というとても印象的なお魚を育て,ボディカラーがYリンクなので,これに別の尾びれを付けてみたいと発想することはきわめて普通の流れである.他のメスにかけて,F1ではそれなりの発色があるのだが,ここからF2となるといきなりパターンが乱れてしまった.
体側に整然と並ぶ紅斑パターンはあっという間に壊れてしまった.背びれも抜けてしまったし,いや〜,こりゃ使えないなぁ.と,ある,gupに他のタイプをかけたりするとき「XとYが揃えばそれなりに道筋がわかるものさ」とタカをくくり,F1を見て理解した気分になってると,こういうメにあう.XとYが揃っても,そこからせめて子から孫くらいまでつないでみないと,どう転ぶかわからないものかもしれない.
さて,前にも少し書いたが,今秋までの段取りで今の職場から
新しい職場へ
お引っ越しすることになっている.移動の前にまずは長くお世話になった現・職場のお片づけ,で毎日バタバタしている.
さて,ついでに(何のついでかわかんないけど),我がBLOG talkでも整理整頓(?),これまで,現職場などわしの周りでで育てられ,ここに登場し,通り過ぎていった,あるいはまだ手元に残っているgupの画像をちょっと並べてみるのも一興かと思ったりするのであった.とりあえず,出し物は(前述のことがあるので)偶発的に出たものとかF1グランプリとかは避けて,わしのもとである程度子,孫,とつないだことがあるものを,できるだけ既出の画像を避けて,順不同でひとつづつ紹介してみたい.まぁ5〜6回もやれば飽きるだろうけどな.
さて,そんなわけでいきなりひとつめだが....まぁ小僧の時に衝撃を受けて以来,わしのなかでは「品種」の代表格のひとつ

gup_001 ネオンタキシード
X 赤オムスビ尾・白背びれのタキシード
Y タキシードで背びれは型崩れのvariegated
他「アジアのネオン」=ヘテロで青発色
これはさすがに古くて「再掲」でない画像がなかった.この頃はまだ底砂と植物,スポンジフィルタを搭載した水槽が残っていたなぁ.
20世紀にアジアから大量にやってきてオスが200〜300円,オスメスペアで500円くらいで販売されていた魚は1980年代と........1990年頃の「入荷してすぐショップの水槽で病気になって死ぬ」という風景の後........ではどうも魚のタイプがちょっと変わったような気がしていた.これを手に入れたときに「あれ?小僧の頃に飼ってたネオンタキシードと風合いが違うなぁ」とわりと印象に残っている.ほんとはどうだかわからない.昔のことは脳内でやたらと美化してしまいがちだからなぁ.

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