わしらの仕事場の近辺を含め、九州北部の田園に住む、鳥。これでもカラスの仲間で、優美な容姿をしながら、動作はカラスのそれとほぼ同じだ。これも数百年前に大陸から持ち込まれたと言われる外来生物で、わしが幼少の頃は佐賀平野あたりにちょろっと住んでいるだけだったのだが、今や日本の南から北まであちこちに定着している。
パンダ、オルカ、等々。この手の色合いは、どの生き物もとても印象深い。とくにこの鳥はふわりと飛ぶ(実は飛ぶのがあまり上手ではない)ときに、風切り羽のコントラストと風合いが優雅で、見栄えが良い。このときにもふぁっと羽を広げて飛ぼうとする様を撮影できれば良かったのだが、食い物を探すのに夢中でこちらを向いて飛び立つという機会がなかった。
というわけで白黒だが、よく見ると例の「光の具合」で群青色とか深緑に煌めく。gupでいえばモスコーブルーとかフルブラックに相通じる「フシギ色」だな。
とはいえ、明色と暗色の塗り分けはイエロータキシード風でもある。二色なのにカラフルって、愉快だねぇ。
あぁ、やっぱり。長尾系はロクな画像が残ってないなぁ....。

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