2001年に出したアルバムを最後に音沙汰がない…
[Semisonic(セミソニック)]
というアメリカはミネアポリス出身のスリー・ピースバンドの
「Feeling strangely fine(1998)」
という2ndアルバムから
「クロージング・タイム」という大ヒットシングルもあるんですが(アメリカで!)
…
どこかビートルズ的(オアシス的?)とも言える
大合唱がおこりそうなグッドメロディ!のシンプルな
3曲目
”MADE TO LAST”↓
『ほんの少し 持ちこたえるはずが
続いてゆく
スタイルを変えるためにつくられたものが
そして それに添っていく
飛び立つ夢のためにつくられて
とても高く
泣き声に 目を覚ます
僕にもわからない
美しい人
太陽のもとで眠り
秘密 甘く そして 荘厳な
僕は きみが ずっと長く 最高でいることを 望むよ
一人でやってくるためにつくられて
ペアになる
活動家のように 煌めく
セヴンティ・ワン
一度の情事
地球と
空気を待ち焦がれる
生まれ変わりの為に
(価値とは何なのか)
君のいるところは どこでも
近くでも遠くでも
黒 白 レモンか ライムでも
僕は 君が ずっと長く 最高でいることを 望むよ』
…
若干訳詞に意味不明な点がありますが(^_^;)
個人的に
曲の最後に
”I hope you last a long,long time”
と繰り返し歌うところがあるんですがソコに…
グッ(・_・、)
と来てしまうんです。
…なんか
心からそう願っているように聞こえるんです。
実は
このアルバムのレコーディングに入る直前にボーカル/ギター/ソングライターのダン・ウィルソンに初めて子供が誕生したらしいのですが…
その娘は生まれついての難病を抱えていたそうです。
以下ライナーノーツより引用↓
「彼女はいろんな問題を抱えていて、最初の11ヶ月を病院で過ごした。
97年は大変な年だったけど同時に、こんなに大変なのに、希望を失うことはないってことを発見できたんだ。
どんな苦境に置かれても、僕の中に潜む希望を押し潰すことはできないみたいだね。
だから、僕の娘はこのレコードの大きなインスピレーションであり、テーマでもある」
…。
う〜む
本当の意味で強い人が歌う歌は
10年以上経っても
強い…
10年ぶりに改めて聞いて(←失礼)
そう思いました(__)。

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