自称音楽(邦楽)好きの人にイイ音楽の定義を聞いたら
「詞」
…と言われた。
その人はまず
歌っている事に共感できるか、自分が投影できる詞かどうかが重要なようでした。
あと
オシャレかどうか!
だってさ〜…………
やれやれ…。
ま、多分そういう人、結構多いんじゃないかな…と。
所詮
俺も日本人…それについては否定はしません。
楽しみ方は自由ですから。
つまるところ
オンガクって
音(サウンド)なのか?
言葉(詞)なのか?
メロディなのか?
リズムなのか?
雰囲気なのか?
好き・嫌いなのか?
ジャンルなのか?
つまりは
その総合なのか?
でも
ほんとに
音楽が好きなら
言葉なんか無くても
意味がわからなくても
どんな人達か知らなくても
目を閉じていても
楽しめる…はずだと思うんですが、、、
ん〜
結局はその人がどう感じるかなんでしょうかね。
アイスランド出身のシガーロスというロックバンドがいます。彼等の音楽には歌がありますが、その言葉は英語でもアイスランド語でもありません。彼等が作った造語であって歌の意味は理解出来ません。
声(ヴォーカル)も、ただの音としてとらえているのでしょう。
ある意味クラシックやジャズのようなインストものを聞くような感じに近いのかも知れません。
でもそれは逆に
聴く人のイマジネーションを掻き立ててくれます。
想像の余地を与えるというか、曖昧というか…限定しないというか、聴く側の感情次第でどうとでもとらえられます。
そこが
それこそが音楽を聞く楽しみの一つなんじゃないかと、個人的には思うわけです。
まぁ
極端な事を言えば言葉なんか無くてもいいんじゃん?と思ってしまいました(笑)。
マニアックな話ですいませんが…。
夕方
雲がゆっくりと
流れるのを眺めながら
そのシガーロスの2002年のアルバム
「( )」
を聞いていたら
いつも部屋から見ている何気ない風景が
ちょっと違って見えました。
部屋で流していた音が日常のサウンドトラックになった瞬間でした。
なんだかんだ言って
言葉(文字)でコミニュケーションをとり
言葉に喜び
言葉に怒り
言葉に泣き
言葉に笑う
結局我々は
言葉を操っているようで言葉に操られているんですかね〜。

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