2019/7/19

放火事件  
 昨日、京都アニメーションの製作スタジオが放火され社員33名が死亡、けが人多数。
 あんまりいたましくて泣けて仕方ない。

 東京から京都に引っ越したアニメーターが、近所の主婦らとアニメの下請け会社として立ち上げたのがはじまりだそうで、保育スペースもあり若い世代の育成にも力をいれていて、とかくアニメーターの収入が不安定になりがちなアニメ制作会社の中でも(ジブリでさえもしてこなかった)生活がきちんとできる固定給を保障してた業界屈指のホワイト企業だったそう

ちょっと前の日記で書いた「大作家は教育者と同一じゃないと思う」のと逆で、チームを育てようという場を時間と手間をかけて作り上げてきた人たちだったと思います。

 なによりあの時間みんな社内に揃っていたってことは、仕事で絵を描いていたんだろうな、どんだけ無念だったかと思うといたたまれない

 最近見た作品は映画「声の形」と「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」でした。女性の髪のおくれ毛や紙が落ちる様子で風の強さや行き先まで見えるような細やかな画面がすばらしかった。
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2019/7/15

海の日  
 選挙が近くなるとほんとうに気分がめいってしかたなくなるんで、ひとつ落ち込む理由を整理してみようと考えた。

 前に友達が「政権を共産党がとってしまったら大変だ」と言ってたけど、後になってもしかしてロシアや中国の共産党とごっちゃにしていないか?と気がついた。
 あれは共産党というより一党独裁だから危険なんであって、今の日本だったらどっちかというと…もう2012年あたりからそうなってしまっているような気がするんだが。

 平成が終わる頃のニュースで、平成が始まったあたりの映像が色々流れてきて、そういえば東西ドイツの壁が崩れたりソ連が崩壊したのもあの頃だったな。当時は「これで冷戦が終わるのかな」ぐらいにしか考えていなかったけれど、30年たった今になって思うのはただ害悪ばかりだったと思っていた共産主義が存在していたから、まがりなりにも西側で労働者の権利を守るって活動が保たれていたんだなってことでした。
 実際東西の壁がなくなってしばらくしてからだよね、労働者派遣法が通って働く人の中で正社員の数がどっと減って派遣社員率が爆上がりしたの。

 身内で精密機器の技術開発系の仕事をしている人が、一度職を離れたからという理由で契約社員になったけれど、3年に一度は契約をしなおさなくてはいけない法のために給料が上がらず正社員にもなる道が断たれて困ったと言っていたんだけど、それより問題なのは「定期的に契約をしなおすことで、労働組合への参加を阻止する」って点なのかもと思った。

 働く人が、賃上げや労働環境改善の要望(交通費、諸経費の支払い拒否、過剰な残業時間の削減希望)を出せなくなると、使う側はお花畑にいられるからな…

 労働基準法を変えて働く人の自由度をさげて、教育基本法を変えて高等教育の躯体からお金を奪って場の維持をしづらくして荒し、消費税をあげるのと法人税を下げるのをペアにしてお金のあるなしに関わらない税は上げるけどお金のあるところからの税収は下げるってやり続けたら、そりゃあ富裕層はずっと好景気だしそれ以外の人はみなジリ貧でどんどん悪化してくしかないだろうに。
 一番ひどいのは荒れた学校から荒れた社会に出て行かないといけない人たちだと思うけど、そういう当事者には荒れた状態がデフォルトだからヤバイ言ってももう通じないのかもしれない。年金の問題以前に、もう腰のあたりまできていると思うよディストピア。

 野党にがんばってもらいたいとは思うけれど、正直ここまで社会が荒れてしまった状態で、更正していくのは至難の業だと思うから(荒らすのだって20年以上かけてここまでこぎつけたんだし)無理だろうなと思う。思うけど、これで最後の砦の「万一政府がヤバいメンツになってもこれがあるから国民の命は守られる」建前の「憲法」が変えられてしまったらほんとうに怖い。頼むからがんばってほしい。

 文章にすると少しはもやもやが晴れたかな。結論は暗いままだけどな。
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2019/7/13

あと25枚  
 主線80枚まで到着、15日までにざっくり入れる目標はなんとかなるかな?うっかりこけないようがんばろう〜。
 今日は早起きして榛名行き。前回からひと月あいてしまったので、すっかり畑も草だらけになっていました。蒸し暑かったけど去年みたいな地獄の猛暑じゃないからまだ仕事もしやすかった…
農作業は指と腕が痛くなるから今夜は原稿お休みです。明日早起きするべし

庭日記も更新しました。

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2019/7/8

伝説の人  
 SNSで宮崎駿監督のインタビューがあがっていて、なにか作業しながら語るに「努力なんてしてあたりまえ」「それと評価は関係ない」「努力の評価を求めるなんて」とつらつらと。

 まったくもってその通りだけどその通りすぎて何もカントクの口を借りずとも。と思ったんだけど、ながらく努力を続けてきた(ものを作る人にとって努力ってのは通電ぐらいの感覚かな)人が体も壊さないで続けてこれたんだから説得力があるかも。と思ってきいてました。

 でもふと、これって現場の人の言葉であって、業界の心得とか教育者の言葉じゃないよなと思ったんだ。カントクは映画監督であってそれは一人の作家なんだよな。
 もしもこれが野球の監督だったら、それはチームのこと一人ひとりの選手のこと全体のバランスのことを考えなくてはいけない仕事な訳だけど、作家としてのカントクは野球で言ったら「ブルペンで投球練習している選手の一人」だと思うのよ。
そういう人にインタビューして、それがチーム全体の話のように受け取られるのはちょっとピントがずれているような気がした次第。

 その道1本で食ってる人は、トシさえとれば教育者になるものだと思われていないかな?

 ミック・ジャガーやスティングがずっとミュージシャンやってるからといって音楽の先生とか音楽業界指南を始めるとは思わないやん?あの人たちはひたすら「自分のための音楽」を作ったり演奏したりし続けるだけの作家な訳で。
 だから彼等に質問するときは、次の活動のテーマとか方向性であって、これから音楽を始める人たちが何をすればいいのかなんて質問を投げる人は失敬だと思うのよ。

アニメ監督や漫画家なんかも、何年やっていようと一人の作家であって、常に関心事の中心は「今描いている」「次に描きたい」作品とそのためのモチベだと思うんだ…
 なんで「これからモノを描きたい人たちに送る言葉」なんてもらえると思っているんだろう。失敬じゃん。

 という訳で、個人的に現在頑張ってものを作っている人を、外野が勝手に「伝説」とか「神様」とか呼ぶのが苦手なんだ…

 昔、手塚治虫が大友克洋に対抗意識燃やして「あの細密画面僕だって描ける」と言ったのを、手塚治虫ともあろう人がみたいにかかれた記事がすごいイヤだったんだ。
 あの頃手塚先生だってオンタイムで連載漫画を描いていて、人気とか評価とかそれよりも作家の目でもって自分の画力と若い世代の画力の差を思い知らされてしんどかったはずなんだ。なのに「漫画の神様がそんなこと気にするか」ってそりゃするにきまってるじゃん連載中なんだよ!?勝手に伝説にすんなやまだ生きてますから!!!

 どんなに実績が積まれてファンがいて「あの作品で人生変わりました!」って人がいても、それは嬉しいだろうけれど、それと今描いてる作品にどれだけ質量があるかはまったく別の問題だと思うんだ。

 絵の上手い人を捕まえて自分だって描けるって言うのも、努力なんてオレはずっと続けてきた評価なんか求めるなって言うのも、どちらもとても大人気ない言葉だと思う。

 だけど作家は自分のために作品作っているんだから、大人げないものなんだと思う。
 きっと製作以外の場所(税理士との打ち合わせとか編集部とか)ではもっと大人になってるんじゃないかと思うけど、インタビューはそういうところで質問しないもんな。
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2019/7/6

背景  
 レイアウトページの絵をいれて、ペン入れ開始しました。
 時間がないのにアレだけど、視力の低下に比例して線画もりもりぶっとくなっていたので、今回はなるべく細い線を目指します。ってことで、はじめは省略できない背景シーンのペン入れから。
 思えばいまは人生最高にペン先長者になっているので、しみったれて15ページもペン1本とかやらないで、きちんと調整しよう!というかいまだにペン1本でどのくらい線をいれるものなのかわからないんだ…投稿サイズで描いていた頃は6ページくらいで割れやすくなっていたけど、あれは画面が広い分筆圧つけていたせいだよなあ。

 午前中コメダコーヒーに行ってシロノワールミニを頂きました。ミニいうてもすごいボリウムであったことよ、おいしかった…そこでは椅子とかテーブルのコマを描いてました。0.38ミリホールペンがとても便利。ひたすら椅子椅子。

 背景だけピックアップしたページは36枚、夜の今11枚まできたけど目標は18枚なのでもうちょっとがんばろう〜〜(今日明日で背景コマをやっつけて来週人物主線にはいりたい)
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