2015/4/6

ゆるゆるマラソン  
 久しぶりにスポーツクラブでだるだる走ってきました。
 マシンについているTVで、「本を選んでくれる本屋さん」のドキュ番をやっていました。音楽聴きながらなんとなく見ていたので(字幕のみ音声なし)大雑把なんですが、本のお勧めを頼んだ人のメールなりネットの書き込みなりを見て、本屋さんが読んで欲しい本を選んで送る、というウルトラ司書な本屋さん。
 依頼人の文章の世間に対する攻撃口調・ちょいと上から目線な表現の多用を見て、本屋さんは「かつては持っていた自信を失いかけて不安になっている状態なんじゃ」とプロファイル。軽い読み物も交えて元気が出る系の作品をチョイスして、本屋さんのお手紙もつけて送っていました。
 これは本の販売というよりカウンセリングの領域じゃ!?と思ったんだけど、もとより本ってそういう効果を目的に手に取られるのも多いもんなあ、としみじみ。それにしてもすごいな、本屋さん!

 本屋さんの話の中で、攻撃と不安のバランスについてさらっと触れていて、連想したことなど。

 しばらく前に「日本人がニッポンスゴイを言いすぎじゃ」とぼやいてしまった私ですが、もしかしたらこんなに自画自賛番組や本が出回りまくっているのは、日本人が猛烈に不安になっているからなのかもしれないな、と思った次第。

 冬に読んだピケティさんの本で、経済成長のセオリーの話が載っていたのだ。
 成長を始めた途上国や戦争で経済活動がリセットされてしまった国は、安定するレベルに達するまでは順調に成長していくんだけど、世界共通の経済レベルに到達すると資産を持っている人以外は成長が望めなくなる(グラフが横ばいになる)のがここ300年の経済パターンだとな。
 日本はもう安定横ばい状態に入っているけれど、アジアの他の国々は今まさに成長している最中だから、もしかしたらこのままどんどん超えられてしまうんじゃないかという不安が膨れ上がっているのかもなーと。ちょうど80年代に、アメリカが日本をそんな風に見ていたように。

 あの頃私は学生で、アメリカ人の日本人に対する過剰な嫌悪を見て「こんな幼稚なことを」と驚いたものだけど、今日本人が多く右傾化&極右化してヘイトに走ってしまっているのも、やっぱり同じような不安が根っこにあるのかな、と思ったのだ。

 でもあの後のアメリカのように、遠い国に戦争しかけてやっと落ち着かせるなんて道を選ばず、それこそせっかく早くに安定したのなら、自然エネルギーで億単位の人間の生活電力を賄うとか高齢化社会に迅速に対応する基盤をつくるとか「ニッポンスゴイ」にもっていく建設的な道はもっとあると思うYO!

                

 などとつらつら考えながら走っていたら、45分も頑張ったのに(すまん私的には精一杯)7キロ届きませんでした!5時間走ってもフルマラソン完走できないってさー!

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