2017/2/20

世界の小ささを知っている  
 昨日、絵本作家でイラストレーターのディック・ブルーナ氏の訃報を聞きました。
 最近はパン屋さんのシールあつめて買い物袋をゲットシリーズで毎年楽しみにしていたうさこちゃんの作者さん、ほんとに小さい頃から大好きな作家さんでした。
 やっぱキャラものとしてうさこちゃんのシリーズが強いけど、個人的に小さい頃一番好きで好きでたまらなかったのが、ちいさいおさかなの話でした。
 多分、誰にとっても一番になれない人が、通りすがりの見知らぬ人の親切に心を震わせる心境を描いた話だと思うんだ。
 小さい子どもに、そういう気持ちが芽生えている事が判っていなければ、たぶんあんな話は描けないだろうな。

 子どもの持つ、自力で外に出ることができない小さい世界の中に、せめて暖かい風を通そうっていう絵本は、昔も今もわりと少数派なんじゃないかと思います。どうしても大人の自由な世界、広くて当然な世界を基準に描いてしまいがちだから。
 ご冥福を心からお祈りいたします。
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