2017/5/2

けもフレとテクノロジーの話  
 先日、ネットで車の専門誌の記者さんが書いた面白いコラムを読んだんだけど、PS記事もあったので貼り付け
 http://bestcarweb.jp/archives/24190

「けものフレンズ」を見て技術と人間の関係をしみじみ考えたっていう、良い記事だと思うんだ。

 特に1940年代初頭の日本は工業技術大国だったのが、敗戦によって最先端工業技術であった戦闘機の技術者たちが、民間工業技術畑に散っていった、それが80年代に至るまでの様々な工業製品(新幹線・航空宇宙産業・トヨタ、日産、ホンダ、富士重工などの各社自動車開発)の発展に繋がった話、それらに携わった技術者たちがいかに矜持を持ってテクノロジーに向き合ってきたかのくだり、すごく納得でした。

 私が子どもの頃、日本の工業技術は欧米の技術の模倣であって、オリジナリティも目指すものも持っておらず、ただ安価に器用に作り上げるのが得意なだけ、という扱いでした。
 でも何もないところから忽然と高度な技術力なんて沸いてでるもんじゃなく、実際はそれ以前の知の積み重ねがあり、必要とされたユーザーの希望があり、それを叶えるべく努力をしていった技術者たちがいたんだよなあ。あれは理不尽なディスりだったし、技術も人もよそからちょちょっとひっぱってくればいいものが出来る、と物事を単純化させて語られた戯画だったなと思った次第。

「夢を形にして見せるのがクリエイターであり、その夢を大いに語るのがユーザーの役目であって、そうした夢を叶えてゆくのがエンジニアの仕事なのだと思っています。」

 なにかが成長するのには、必ずそれなりの時間と人の努力の蓄積がある。って当事者はわりと失念しやすい真理だと思うのよ。
 いいお話でした!
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