2018/4/30

ヘンな女子続き。  
 ちょっと前に書いた千明初美先生の漫画で、もう1本発達障害っぽい話があったの思い出したんだ、やっぱりタイトル失念しちゃったけど、今度は主人公のお母さんがそれっぽいの。

 中学生の女の子のお母さんは、大人にしては落ち着きがなくて子どもっぽいというか軽率な人で、主人公はこれがイヤで仕方ない。お母さんのほうは娘の事が大好きで、小さい頃やってたピアノをまたやりたいと思ってる事や友達の男の子への淡い気持ちにも気がついてて、いろいろ気を回したりしてる。でもそれを知られてることを知った主人公はひどく傷ついてお母さんに酷いこと言ってしまうって話。
 中学生くらいの女の子が、だらしない大人に対して厳しく接してしまうのすごく判るんだよね、自分の言葉に反省する女の子にお父さんが、娘が生まれる前にお母さんが「自分の愚かさを子どもが似たらどうしよう」「自分みたいな大人に子どもが育てられるだろうか」ってものすごく恐がってたけど、授かってから苦労はあったけど娘が好きで仕方なかったって話してくれる。

 わりとさっくり終る小編なんだけど、小学校の低学年の頃この話を読んで、私は「大人は大人という生き物なんじゃなくて、多分つたない子どもがいろいろ経験を重ねて「つたなさ」が減っただけなんだ」と知ったのよ。
 主に子どもにいう事を聞かせようとして、大人と子どもの差をきっぱりつけていた時代、大人の弱みや不安をきちんと描いて、不安や苛立ちの原因を提示してみせるってすごい新鮮でした。
 そして世の中にあるたくさんの理不尽を、体を硬くして耐えてやり過ごすんではなく、ほどいて理解して解決していこうっていう、やさしい手ほどきをしてくれたんだと思うのだ。

 とにかくあの頃は単行本買うなんて想像もつかなかったし、雑誌も大体姉が友達から借りてきたのを読ませてもらってたのばかりだから、何年何月号すらも判らないんだけどなー。りぼんは本誌に描く作家の人数があんまり多くなかったのと、千明先生の名前も変わってたから覚えてました。
 でも自分もかなりやばいアタマの子どもだったから、身につまされるところがあったんだと思うわー。いい作品に会えて幸せじゃった。

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