2019/9/30

ばっちゃの昔話 鬱編  
 もうずいぶん前の事なのでそっとまとめてみる、旦那が鬱になって時の話

 ざっくり言うと原因は仕事。旦那は当時研究職だったので、仕事内容は家族に話さないし多分守秘義務があるんだろうなと私も尋ねたことはありませんでした。ただどうも最近動作が緩慢でしょんぼりしているぞ、と思って一度病院か健管で見てもらうべしと勧めました。
 結果ずいぶんメンタルやられているみたいだからと、心療内科でお薬処方してもらってきたそうな。当時見ていた海外ドラマで神経症主人公の刑事が受けていた治療みたいなのをするのかも、と本人はびびっていたようなので、とりま薬って対応にちょっと安心だいぶがっかりした模様。

 休日買い物に誘ってみたら、本屋に入って実用書の人間関係マニュアル本を見ている。
 そんで何か会社でイヤな人と組まされてるですかいと水を向けてみたら、そういう訳じゃないけどうまくいかない事はあるから、ともにゃもにゃ濁す。
 仕事の内容は絶対聞かないから、スタッフでキライな奴の事を何でも言ってしまいなさい、私の忘却能力をもってすれば1晩で名前は忘れると胸を貸したところ(ほんとに名前は速攻で忘れた)
・10人単位の研究グループで初めてリーダーを任された

・わりと時間と手間をかけてデータをあつめて次のステップに入ったところで、別のチームからデータを共有しないかと申し入れがあり。資料が多いのはありがたいので承諾

・蓋を開けてみると、そのチームに今まで集めたデータと研究内容を全部持っていかれてしまった

・研究発表の期日が迫る中、イチから研究をやり直すのは不可能、とうろたえていたら、スタッフの一人が今までのデータをもとに別の使い方をまとめてみてはと提案される

イマココ

 …それでこの落ち込みっぷりということは、もしやその助け舟を出してくれたスタッフさんに対して「俺なんかリーダーしていても役に立たないからお前やれば」とか言ったんじゃないかい?
と聞いたら、まさに同じセリフを言ってしまった。自分が役に立たないと思い知って悔しいそうな。

おーい待て待て待てどこからつっこむかな。

 落ち込んでいるのはとてもよく判った、ここはちょっと無責任にあなたがリーダーじゃなかったケースで考えてみそ。

チームのピンチ、リーダーは裏切られたショックで落ち込んでいる。さてあなたはリーダーを責める?それとも締め切りの方が気になるからなんとか仕事を進めたい?
と聞くとやっぱり仕事進めるのが優先という。まあそうだよね

それで気合入れて進めれば別の方向でまとめられるかもしれない、リーダーに進言してみる、お前やればあ?といわれる
さあ、どこで一番カッツィーンとくるよ!?

リーダーを傷つけたのは、成果をぶんどってった別チームの野郎であって、フォローに来た身内じゃない

でも人間落ち込んでいるときは特に、自分より強そうな攻撃してきた奴より、自分を助けようとする優しそうな奴に八つ当たりするもんだよ。

あんたはマニュアル通りの失敗をしています!人身掌握の本なんか読んどらんで、明日スタッフさんに「提案してくれたのに感情的になってごめんなさい」を言う!まずはそれからだーーー!!!

間違っているのはそこだけ、とにかく提案を聞いて、自分でもシミュレートして、その上で他のスタッフにも「この人からこんな提案貰って路線変更を考えている、時間が短いからみんなの意見もプリーズ」って一旦広げて、再起動してからあなたがリーダーに戻ればヨシ!!

などと管理職になったこともないわしが勧めたオバチャンルール。

 で、まあ盛り返すまでいろいろ大変だったみたいなんだけど、とりあえずなんとか結果が出せたようですしらんけど。

 旦那が鬱を脱したあたりでなぜかお義父さんから「大変だったようなのでお疲れ」と旅行資金を頂いて、豪華北海道旅行に家族で行ってきたよ手配も申し込みも私だったけど。

 これで学んだのが、旦那は一つのミスも丁寧に遠巻きに悩んで私は山のようなミスを鷲づかみしてかき集める対応の違いだけで、やっぱお互い解像度が違うところがよかったんだろうなと思ったんですわ…
 ちなみに日常特に電化製品の扱いに対して、私の雑さを旦那がけっこう細かくフォローしてくれています。


6

コメントを書く

名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ