2020/1/12

日本シャーロック・ホームズ・クラブの思い出  
 私は大昔、ジェレミー・ブレット演じるシャーロックホームズのドラマを見てなんちゅうかっこいい原作の挿絵みたいなホームズなんだろうって惚れ込んだライトなホームズファンでした。
 でも十代の勢いでイベントでホームズ本出してる人と知り合って、同人の世界をちらっと垣間見たんだけど、当時のファンはわりと厳しくて原典重視!英国文化リスペクト!な真面目な人が多くて、あちゃードラマから入った小娘ファンは黙って座ってたほうがいいかな?と大人しくしてたんですわ(聞いてるだけでもわりと面白かったし)
 そこで日本シャーロックホームズクラブってファンクラブがあると聞いて、やっぱおっかなそうだなあと思ったけれど、人数が多そうだから埋もれて座っていられるだろうと入会してみました。
 そこはマニア度が更に高くて、ホームズ関連のあれやこれやの話が活火山の噴火口みたいにぼっこんぼっこん出てくるところだったんだけど、でもそれまでのファンクラブとちがったのは

 ものすご〜〜くゆるく楽しく、マウントとらない会、だったんですわ。

緩かったおかげで、おもろい話題がでてもまとまらないままつるつる垂れ流される事が多かったけれど、面白そうだなーと思ったことは帰宅後自分で勝手に調べたり本を探したりできたし、後日また俎上に載ったりしたから、全体にいい思い出が多かったのです。

 東京を離れる時に退会してしまったのだけど、参加の仕方がすごくふわっとしてたんで、退会後もホームズ好きの程度はふわっとたまに本屋さんや図書館を漁る感じで「熱烈じゃない楽しみ方」を教わったような気がします。でも今となっては都落ちしても続けていられたらよかったなあ。

 などと昔話を思い出したのは、先だって二次創作と原作の関わり方を考える話題があったからなんだけどね。
 シャーロック・ホームズってキャラものの中ではめちゃくちゃ老舗だし、かくあるべしって口うるさいマニアの分母超大手(キリストには負けるが)だと思うですよ。

 マニアの研鑽って、ある程度は対象の解像度を上げて、より理解を深め・広げる役割をはたしてくれると思うのですが、あるレベルを超えると絶対自家中毒起こすと思うのね。

 そういう中毒を起こす人は、原作や作家を愛しているし悪意はないのだろうけれど、自分も辛いだろうし周囲にも毒をまいてしまう、結局「作品はいいけどファンがイタい」とか「○○警察がこわい」って形で原作を嫌わせたり活動を鈍らせたりしてしまってますやん。

 何か熱烈に好きになったとき、それについて語りたいみたい知りたいって思うのは幸せだからいいんだよ!でもあるとき「好きすぎてツラい(物理)」と感じるようになったら、ちょっと深呼吸してくれい。
 当然この比較も考察されるべきだよね!とか
 このぐらいスタッフは視野に入れていたはず!とか
思ってしまったら3歩下がって足跡を見直そうな!悩まなくていい畑に踏み込んでいる可能性もあるんだぞ!

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