2022/1/16

「東京24区」のボヤき  
「東京24区」視聴。
今世紀のドラマやアニメのイヤなエピソードの集大成みたいな話だった。

思い出したのは「相棒」の今年の新年特番で、放送後脚本家の人が書いた脚本を演出で(やめて欲しい方向に)変えられたとネットで表明していた件。
こちらは、官庁天下り企業で役員高報酬のために現場で働く人を低賃金に据え置いた問題が原因で起きた事件の話なのに、現場で働く人の抗議をみっともなく下品なデモとして表現していた。脚本家は、本楽声を聞くべき人たちをこんな滑稽に描かないで欲しいと意見していた。

実際、今時の日本人たちは「デモ」を捕まらない程度の犯罪だと思っているのではないかな。
ニュースでも海外でのデモ行進を、社会を乱す悪事のように伝えている事が多すぎる。単なる主張の手段の一つのはずなのに。
あれははっきりニュースを伝える側の偏向だけど、何年も続ける事でもうそれが「日本の常識」になりつつあるのではないかな。

1話を見て、選ばれた特別な人間だけが愛されるべきだの、公的な権力者の子どもは権力を継承するものだの、正直「世界がうらやむニッポンの未来」と踊り続けた挙句ここまできてしまった感が強すぎて怖い。
ただの自己愛の強いはっちゃけた国民性だと思っていたのが、ファシズムの畑をせっせと耕してきていたのではなかろうか。

リアタイでは見ていなかったけれど、00年代のアニメでやたらと「世界から攻撃される可哀想な日本人」って話があって、医療や栄養が十分ではない多くの国と比べてずっと恵まれているはずの日本人のこの自己憐憫設定は何なんだろうと愕然としたのだけど。
今や差別が強化されすぎて、逆に「日本が」貧困対象として国連UNHCRから救済提示が出ていて、ナルシス沼に浸っている場合ではなくなっていまいか。別に外国から武力侵略された訳ではなくて、国内の差別構造ががっちり整備されすぎているだけだが。
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