だいたい雨の降った翌日が快晴だと、朝イチから小鳥さんたちが賑やかなのである。それを狙っていつもの裏山散歩に向かった。それ自体は後に示す通り思惑に叶ったのだが、散歩途中から俄かに山が静まりかえってしまったのである。
で、ふと上空を見上げたら舞っていた犯人がこちら。

<ノスリ>
いつにもましてヒヨドリがギャーギャー騒がしいと思ったら、空襲警報だったらしい。というワケで、以下が警報以前に出会った鳥さんたち。

<初物・クロジ>
クロジに出会ったのはこれが初めて、幼鳥だろうか。この子が鳴くとなぜかそばからヒヨドリが合いの手を返していた。

<イモムシ咥えたシジュウカラ>

<久しぶりにしっかり捉えられたヤマガラ>

<コゲラちゃん!!>
で、最後に真打ち登場となるのだが。
一昨日、
気位の高いお嬢様の縄張りはだいたい把握できた、と書いたが、その彼女を見に行ったのである。

<居た!!>
想像以上に思った通りの場所に居て笑うのだが、まぁ、この子たちはそういう習性なのだから仕方がない。ところで奇っ怪なことに、彼女の地鳴きに加えてボクの後方からもジョウビタキの声が聴こえるのである。

<もう一羽居た!!>
つまりこの子と彼女はシマを巡って仁義なき争いを繰り広げるライバル、ということになるのだが、こちらはお嬢様方に囲まれて両手に花状態だ、いや違う。それはともかく、こちらのお嬢様は先の彼女と違って存外神経質で、ボクがレンズを構えて近づくとプイと逃げてしまう。

<そんな見目麗しくないところに逃げないで>
対する件のお嬢様はボクの視線なぞどこ吹く風、いやむしろ、私の美しいこの姿をその目に焼き付けなさいな、と言わんばかりに至近距離でも悩殺ポーズで挑発してくるので困る。妻を裏切ってしまいそうだ。

<悩殺ポーズのお嬢様>

<カメラポーズに向き直してくれた>

<お嬢様とお呼びッ!!>