秋晴れに誘われて芦屋浜まで散歩してみた。結果的に鳥果としては空振りだったのだが、その途上に立ち寄ったところの
ヒドリガモの群れが陣取っている池で面白い光景に出食わした。

<何か混ざっている>
黒いのが混ざっているが、もちろんコレがブラック・ヒドリガモだ、という話ではない。

<オオバン>

<こちらがヒドリガモのオス>

<おなじくメス>
ではブラック・ヒドリガモって何なんだ、という話なのだが。

<ブラック・ヒドリガモの瞬間を捉えた映像>
おわかりいただけただろうか。思うに意味不明だと思うので、動画でご覧いただくことにしよう。
<動画でみるブラック・ヒドリガモ>
オオバンもヒドリガモも、基本的には水草を主食としているのだが、どうもヒドリガモはこの池に長く投宿する間に、自身の首で届く水草を食い尽くしたようなのである。当初20羽強いた群れが今日は半分以下に減っていたのだが、おそらく他の連中はこの池を見切って他所へ引っ越したようである。
では、ここに踏み留まった連中は何なんだ、という話なのだが、ここに迷い込んだ一羽のオオバンが肝なのである。というのも、ヒドリガモは体が大き過ぎて水中に潜ることができないのだが、オオバンはそれが出来るので、ヒドリガモの首では届かない水底の草も採ることができる。で、残ったヒドリガモはオオバンが潜って引き上げた水草を横取りしているのだ。
搾取するヒドリガモ、ブラック・ヒドリガモの爆誕である。って、このネタ、
昔も使ったな。
冒頭に書いた通り、今日は芦屋浜まで歩いてみたのだが、干潮を迎えた干潟は閑散としていて報われない遠出になってしまった。

<カモメ>

<トビ>

<妙なポーズのハクセキレイ>
そんな中でも驚きの一枚を偶然捉えたのだが、芦屋川の岸辺を見慣れぬ獣が走ってきたのである。

<イタチ!?>
イノシシにはもう慣れっこになってしまったが、まさかこんな子までいようとは。しかし、可愛いなぁ。