真・鷲の巣村

2012/5/29 | 投稿者: ghost

狭義に“鷲の巣村”と言うとき、ここのことを指すらしい。

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<鷲の巣村、エズ全景>

考古学的な調査から、およそ2,500年前、この辺りがミケーネの文明圏であった頃からこの地に集落があったと言われている。興味深いことに、一見見晴らしの良さげな山上にポジションしているにもかかわらず、海からは他の山の陰に隠れてこの集落がほとんど見えない。やはり、海からの侵略圧が当時の人々をしてこんな場所へ村を築かしめた傍証の1つと言えるのだろう。

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<銃眼も生々しい村の入り口>


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<聖母被昇天教会は18世紀のバロック風>

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<山頂には物々しい砦跡>

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<中世のままの姿を留める村内>

さて、ここからが今日の本題なのであるが。

ボク自身は旅に先立ってガイドブックを読むことをしない横着者なので、旅先で何処を廻るかについては妻の専権事項となっている。で、ここにも妻の勧めで立ち寄ったのだが、実はこの時点で妻は、ここやサン=ポールトゥレット=シュル=ルーのことを“タカの巣村”と呼んでいた。で、ドライブしながらふと気になったので「仏語では“タカの巣村”を何て言うの?」と彼女に尋ねたのが事の始まりである。

妻:たしか“ニ=ド=イグル”だったよ。
ボク:ふ〜ん…ん?今、イグルと言ったか。
妻:うん。
ボク:仏語でも英語でも、イーグルったら“鷹”じゃなくて“鷲”じゃね?
妻:そうなの?
ボク:ちょっと、それ書いてあったガイドブック見せてみ。

で、見てみると案の定“鷲の巣村”だったのである。

ボク:…まぁ、その漢字を読み間違える人は少なくはないわな。ところでキミ。
   オレの名前を言ってみろ!

と、俄かに北斗の拳のジャギ状態になるボクちゃん。知っている人は知っていると思うが、ボクの姓は尾なのである。十年以上も一緒に暮らしていて、ちょっとコレは有り得ないのである。その有り得ないことをサラッとやってノケるところに、ボクとしては痺れるのである、憧れるのである。



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