BDhe4/4 124

2013/10/18 | 投稿者: ghost

BDhe4/4 101〜118のマイナーチェンジ増備車。本形式からこのヴィヴィッドな黄と緑がヴェンゲンアルプ鉄道(WAB)のコーポレートカラーになった。お世辞にもいいセンスだとは思えないが、まぁ、BOBの新塗装よりはマシか。

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<BDhe4/4 124@ヴェンゲン>

BDe4/4 119〜124が本形式に含まれるが、勾配上方に配される制御客車も含めて101〜118号機と互換性があるので、敢えてローマ数字の添え字を加えて別形式を名乗らなかったのだろう。

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<新・旧色車両の混成もまま見られる>


前身となる101〜118号機も含めて、本形式は新製時点ではABDhe4/4を名乗っていた。つまり、一等席も存在していたのだが、1982年に改廃された。これは、電動車に一等席を配することを憚って、ではなく、これ以降WABがスイスでは少数派のモノクラス(二等車のみ)の鉄道路線になったからだ。

これは少なからずWABの収入に痛手を与えたはずなのだが、敢えてモノクラス化に踏み切ったのは、事実上WABの一等席サービスが破綻していたからだろう、と思う。ぶっちゃけ、この路線は観光シーズンともなれば通勤ラッシュかと見紛うほどに混むので、ファーストクラスチケットを持っていても座れる保証がなかったのである。

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<新製時期の違いからかなり意匠の異なる制御客車Bt 244>

逆に、WABは一等席を廃したお陰で、これでもかと乗客を列車に詰め込むようになった。十二分に元は取れているはずだ。それでもなお旺盛な観光ニーズには応じ切れないので、続行運転が常態化してしまっている、というのも撮り鉄側から見たWABの魅力の1つではある。

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<混成編成をお気に入りポイントでもう一丁>

時間帯にもよるが、気に入った撮影地点で列車が来るのを待てば、立て続けに同方向へ向かう三編成が通過することも決して珍しくはない。また、続行運転する各編成の形式が揃うことも稀なので、撮り鉄的には限られた時間内に多くの撮影チャンスを得られるという点で美味しいのである。上掲写真も、まったく同アングルの写真を既に示したが、これは続行運転でほんの2〜3分のうちに連続してやって来た列車なのである。



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