BDhe4/8 132

2013/10/19 | 投稿者: ghost

車両それ自体の見目はお世辞にも麗しくないものの、導入時期毎にそれぞれかなり異なるコンセプトに基づいて設計された車両たちが混じって運用されているのもヴェンゲンアルプ鉄道(WAB)の魅力の1つと言える。

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<BDhe4/8 132@ブランデック>

本形式は、連接こそされていないものの2両固定編成を前提に設計されていて、基本は片運転台の同型車が背中合わせに連結されたものを1ユニットとして扱われる。形式名の4/8は8軸中4動輪を意味するが、これは1両あたりのそれではなく2両1ユニットとしての標記(つまり1両ごとには普通に2軸台車が2つある)なのだが、製造番号はユニットに対してではなく車両毎に振られている。


上掲写真先頭の132号機は134号機とコンピを組んでおり、つまり2両目がそれ。ちなみにこの写真の運用ではさらにもう1ユニットが連結されていて、こちらは131号機と133号機である。なぜそれがわかるか、と言うと、本形式は131〜134の4両しかないので、これがすべてなのである。つまり、4両だけ製造されてそれ以上増備されなかったワケで、そこはお察しください、なのである。

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<BDhe4/8 133@ヴェンゲンアルプ>

BOBのABDeh4/4II同様に、屋根上にやたらと目立つ主抵抗機を積んでいるのがよくわかる俯瞰ショット。ちなみに、動輪比率が下がったとは言え、編成出力は先代のBDhe4/4に比して倍近く増加している(440kW->804kW)ので、もちろん多客時には付随車を加えることも出来る。

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<低床式制御客車 Bt 251@クライネシャイデック>

理想としては、ユニットの間に付随車を挟めれば良いのであろうが、おそらくは制御・給電配線の都合と、勾配下方に動輪を配するという基本ポリシーから、勾配上方に制御客車を増結することになる。

Bt 251〜253は本形式新製(1988年)から25年も経た後(2003年)に増備されたため、バリアフリーの流れを受けて低床式車両となり、一見して編成としての統一感がないのだが、まぁ、これもWABらしいと言えばWABらしいのである。付随車のくせに何故かパンタグラフがあるのだが、多分、これはエアコン駆動用。これもWABらしいと言えば…以下略。

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<Bt 252+BDhe4/8 132@グルント>



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