[横浜市都筑区木村泌尿器皮膚科院長日記]
日経朝刊で連載中の小説「ふりさけ見れば」。
主人公は遣唐使として中国に渡り、唐の皇帝玄宗(げんそう)に取り立てられ、
異国で出世を遂げた阿倍仲麻呂。
登場人物のキャラクター作りはいまいち、
会話の場面になると、どちらの発言なのか分かりにくい。
でも、長安の玄宗皇帝が登場する情景の描写がうまいなあ、
その場にいる感じになる、と感心していました。
でもそれは私が西安(長安)を旅行したせいかもしれません。
私が行ったのは
華清池。玄宗皇帝と楊貴妃の冬の別荘地。
遣唐使が玄宗皇帝に拝謁した場所はここではないでしょうが、
華清池の景色が思い浮かぶのです。